情シスの業務をアウトソーシングすべき4つの理由
社内で必ずといって良いほど発生する情シスの業務は、アウトソーシングの活用がおすすめです。なぜ情シスの業務をアウトソーシングする必要があるのか、4つの理由について解説します。
理由(1) 安定的なIT人材の確保
情シスの業務をアウトソーシングすべき理由のひとつに「安定的なIT人材の確保」があります。社内の情報システム環境を適正に維持・管理し、業務を円滑に進めるためには、充実したIT人材の確保が必要不可欠です。
しかし昨今では、多くの企業で優秀なIT人材が不足している傾向にあり、新たな人材を採用するためには高額なコストがかかります。そこでアウトソーシングを活用して「自社でIT人材を雇用する」運用から「専門性の高い人材に業務委託する」運用に切り替えることによって、情シス業務を担うIT人材を安定的に確保できます。
理由(2) 情報システム担当者の負担軽減
情報システム担当者の業務は幅広く、多くの労力を必要としますが、売上に直接結びつく業務ではないことから、コスト削減の対象となりやすい場合があります。情報システム部にかけるコストを過度に減らした結果、情報システム担当者が1人で社内全体の情シス業務を担わなければならなかったり、複数部門を兼任したりしなければならない状況が生まれてしまいます。1人の担当者に膨大な業務の負担がのしかかってしまうと、健全な労働環境とはいえません。
アウトソーシングを導入することによって情報システム担当者の負担を軽減でき、適正な労働時間の確保や健全な労働環境を実現しやすくなります。
理由(3) 採用コストの削減
採用コストの削減も、アウトソーシングが推奨される理由のひとつです。自社で新たなIT人材を採用しようとすると、求人広告の掲載料や面接対応のための人件費、入社後の教育費用など、多くのコストがかかります。
しかし、アウトソーシングならこれらの採用コストをかけることなく、専門知識をもった人材に自社の情報システム業務を担ってもらえるため、大幅な採用コストの削減が期待できるのです。
理由(4) 自社に不足している専門知識の確保
情報システム担当者には、必ずしもITに詳しい人材が配置されているとは限りません。専門知識をもった人材が社内にいない場合は、少しパソコンを使える、年齢が若い、といった理由で情報システム担当者に任命されており、日々の社内対応に苦労しているケースが散見されます。
アウトソーシングを活用することによって、専門知識をもった人材が社内の情シス運用を支援できるようになり、専門的な視点で行き届いた対応が可能になります。
情シス業務はどこまで外注・業務委託できる?社内との役割分担も解説
アウトソーシングを成功させるうえで最も重要なのは、「どの業務を外注し、どの業務を社内に残すか」という境界線の設計です。すべてを外部に丸投げすれば社内のITガバナンスや企画力が低下し、逆に切り出し方が不十分であれば、確認工数ばかりが増えて負担軽減につながりません。
1. 外注しやすい情シス業務
手順が明確で標準化しやすい定型業務は、アウトソーシングとの相性が非常に高いといえます。対応フローをマニュアル化でき、件数やSLAで品質を管理しやすいためです。具体的には以下のような業務が候補になります。
| 社内ITヘルプデスク・一次対応 | パスワードリセット、VPN接続エラーの切り分け、Microsoft 365やSaaSの基本操作案内など |
|---|---|
| PCキッティング・IT資産管理 | 新入社員や異動者向けのPC初期設定、退職者の端末回収・データ消去、IT資産台帳の更新 |
| アカウント・権限管理 | 入退社・異動にともなうActive DirectoryやMicrosoft Entra ID(旧Azure AD)、各種クラウドサービスのアカウント発行・削除 |
| インフラ・ネットワークの死活監視 | 24時間365日体制でのサーバーやネットワーク機器の監視、障害発生時のアラート検知と一次切り分け |
| FAQ・マニュアルの作成とナレッジ運用 | 問い合わせ履歴の分析に基づくFAQの新規作成や既存マニュアルの継続的な更新 |
どの権限で対応するかを明確に定義すれば、外部ベンダーでも高い品質で遂行できます。
2. 社内に残すべき業務
IT戦略の策定やシステム投資の判断、社内調整をともなう意思決定は、社内に残すべき領域です。経済産業省の「デジタルガバナンス・コード3.0」でも強調されているとおり、DXは経営ビジョンの実現に向けた戦略そのものであり、こうした経営判断に直結する業務は外部での代替が困難です。
- IT中長期戦略・DX戦略の策定
- システム投資の判断と予算管理
- 情報セキュリティ方針の決定
- 業務部門との要件定義と社内調整
- ベンダーマネジメントと最終意思決定
アウトソーシングはあくまで運用負荷の軽減手段であり、「外注=丸投げ」ではないことを前提に、社内に残す業務をあらかじめ整理しておくことが大切です。
※参考: 経済産業省「デジタルガバナンス・コード3.0」(PDF)
3. 外注先との役割分担の考え方
役割分担を曖昧にしたまま運用を開始すると、対応漏れや追加費用といったトラブルにつながります。SLAと責任分界点を契約前に緻密に定義しましょう。
| 分担の軸 | 具体的な切り分け例 |
|---|---|
| 一次対応と二次対応 | マニュアル範囲内は外注先が完結。未解決の事象は社内情シスまたは専門ベンダーへエスカレーション |
| 定型業務と非定型業務 | 手順書がある作業は外注先。例外処理や大幅な仕様変更は社内承認を必須とする |
| 平常時と障害時 | 平常時の問い合わせは外注先。大規模障害やセキュリティインシデントは即座に社内対策本部へ通報 |
| 承認と実行の分離 | アカウント発行などの「承認」は社内管理者、承認済みチケットに基づく「設定実行」は外注先 |
SLA、エスカレーションルール、対応範囲、連絡手段を事前に合意し、書面化しておくことが安定運用のカギになります。
情シスアウトソーシングで得られる効果・メリット
情シスの業務をアウトソーシングすべき理由を挙げてきましたが、では実際にアウトソーシングすると、どのようなメリットが期待できるのか。主なメリットを挙げてみましょう。
メリット(1) 問い合わせ対応の負担を軽減できる
パスワード忘れ、PCの起動不良、ネットワーク遅延、SaaSの操作方法に関する問い合わせは、予測不可能なタイミングで次々と届きます。
特に十分な専門知識をもたない人材が情報システム担当者として配置されている場合、業務効率はさらに低下してしまうことが考えられます。このような場面では、アウトソーシングを導入することで社内の業務が効率化され、社内全体にスムーズな運用体制を構築できる可能性があります。
メリット(2) 業務の属人化を解消できる
情報システム担当者にあらゆる管理を一任した結果、業務がブラックボックス化してしまい、担当者が休みをとると「情シス業務の進め方が誰もわからない」という事態に起こることがあります。また、突然の病気や退職、不測の事態などで情報システム担当者が不在になってしまうと、社内の業務に重大な支障が出ることにもなりかねません。
アウトソーシングの導入準備では、暗黙知となっていた業務フローや対応履歴を言語化し、標準化されたマニュアルやFAQとして再構築します。このプロセスを経ることで、ブラックボックス化していた業務が透明化され、誰でも一定品質で対応できる体制に近づきます。蓄積されたナレッジが社内資産として残り続ける点も、長期的なメリットです。
メリット(3) コスト削減につながる
情報システム部の業務は、社内のITに関する課題を解決するために重要ではありますが、前述したとおり売上に直接結びつく業務ではないことから“コストの負担が重くなりがちな部門”と見られがちです。特にIT人材が不足しがちな近年では採用コストが高額になりやすく、入社後の給与も高水準に設定されがちなことから、コスト削減に課題を感じている企業も多いと考えられます。
しかし、アウトソーシングを活用すれば、自社で採用活動を行うことなく専門知識をもったIT人材を確保できるため、採用コストの削減をはかれます。同時に、従業員へ支払う人件費の抑制も期待できます。
メリット(4) 情シス担当者がDX推進やセキュリティ強化に集中できる
定型業務を外部化することで創出された時間は、DX推進やセキュリティ強化といった経営視点のコア業務へ再配分できます。
IPAの調査では日本企業の85.1%がDX推進人材の不足を訴えており、経済産業省の「デジタルガバナンス・コード3.0」でも、サイバーセキュリティ対応はDX推進の前提として重要視されています。
※参考: 経済産業省「デジタルガバナンス・コード3.0」(PDF)
日々のヘルプデスク対応やキッティングに追われていては、これらの高度な活動は常に後回しになります。情シス部門を単なるコストセンターから価値創出部門へ転換させること。これがアウトソーシングの大きなメリットの一つです。
メリット(5) 外部の専門性を活用して対応品質を高められる
多くの事業会社がITサービスマネジメントの専門知見を社内だけで確立するのは容易ではありません。専門ベンダーの中には、ITIL(IT Infrastructure Library)に基づくベストプラクティスや、HDI(Help Desk Institute)が定める国際的なサポート標準を活用して運用体制を構築している企業もあります。
正確なチケット分類、SLAに基づくKPI管理、オペレーターの応対品質の均一化など、自社で一から築くには大きな投資と時間が必要な領域を、外部の専門性によって短期間で標準化できます。
メリット(6) FAQ・ナレッジ運用により問い合わせ件数を削減できる
高度なアウトソーシングで重視したい付加価値は、「問い合わせへの対応を代行する」だけでなく、「問い合わせそのものを減らす」アプローチです。
先進的なベンダーの中には、KCS(Knowledge-Centered Service)などのナレッジマネジメント手法を導入している企業もあります。日々の問い合わせ解決プロセスの中でリアルタイムにFAQや解決手順を作成・更新し、ポータルサイトやチャットボットを通じて社内ユーザーに公開する仕組みです。セルフサポート(自己解決)が促進されることで、同じ内容の問い合わせの再発が抑制され、一次解決率の向上と運用コストの低減につながります。
※参考: HDI-Japan公式サイト「KCS(ナレッジ・センター・サービス)解説」
情シスの業務をアウトソーシングするデメリット
アウトソーシングにはメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここでは、代表的な2つのデメリットを紹介します。
デメリット(1) 自社のノウハウを蓄積しにくい
アウトソーシングを行うと、外部の専門業者が情シス業務を行うため、自社の人材が情シス業務の運用ノウハウを蓄積することが難しくなります。
「将来的には自社で情報システム部を運用したい」と考えている場合には、アウトソーシングという選択がデメリットになってしまうことも考えられます。この点は、あらかじめ専門業者と十分に確認しておく必要があります。
デメリット(2) 費用とサービス内容のバランスの見極めが難しい
アウトソーシングは委託先の業者によってさまざまなサービスが展開されているため、費用とサービス内容のバランスの見極めが難しいという問題もあるでしょう。特に委託する側の企業に専門知識をもった人材がいない場合は、提供されているサービスに対して費用が適正なのか判断しにくいという点がデメリットとして挙げられます。
どのようなサービスを提供してもらえるのか、委託先の業者に事前に確認しておきましょう。
情シスアウトソーシングの費用感と費用対効果
情シスアウトソーシングの費用に一律のパッケージ価格が適用されることは少なく、企業ごとの条件によって大きく変動します。ここでは「いくらかかるか」を断定するのではなく、費用が変わる要素と費用対効果の考え方に絞って解説します。
費用(1) 費用は委託範囲・対応時間・問い合わせ件数で変わる
費用を左右する主な3要素は以下のとおりです。
| 委託範囲 | ヘルプデスクのみか、キッティングやインフラ監視まで含むかで大きく変わる |
|---|---|
| 対応時間帯 | 平日日中の標準対応と24時間365日対応ではシフト体制が根本的に異なり、費用が大きく上がる場合もある |
| 問い合わせ件数と対象規模 | 月間件数、対象ユーザー数、対応チャネル(電話・メール・チャット)、管理端末台数が作業工数に直結する |
ベンダーから正確な見積もりを取得する前に、対象業務・過去の問い合わせ件数実績・必要な対応時間帯を自社で整理しておきましょう。
費用(2) 月額固定型・従量課金型・スポット型の違い
| 料金体系 | 概要 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| 月額固定型 | 毎月一定の費用で定められた範囲を包括対応 | 問い合わせ件数が安定しており、中長期的な品質改善を重視する企業 |
| 従量課金型 | 処理件数や稼働時間に応じて費用が変動 | 月による変動が大きい企業や、小規模からスモールスタートしたい企業 |
| スポット型 | PCリプレイスや新システム移行など一時的な業務増大に対応 | 大量入社時期、オフィス移転、OS大規模アップデートなど期間限定のプロジェクト |
自社の問い合わせ量や委託範囲をもとに、複数ベンダーから見積もりを取得して比較検討するのがおすすめです。
費用(3) 内製・採用・派遣と比較した場合の考え方
外注費単体ではなく、内製・採用・派遣との総合的な比較が必要です。
| 正社員採用・内製 | 採用費・人件費・教育工数に加え、退職による育成投資の回収不能リスクや属人化リスクが伴う |
|---|---|
| 派遣契約 | 労働力の提供であり、業務の指揮命令は自社社員が行う必要がある。マニュアル作成、日々の作業指示、品質管理といった社内管理工数は残る |
これに対し、アウトソーシング(BPO)は「業務プロセス」そのものを外部化し、サービスレベルに対して対価を支払うモデルです。初期導入費用はかかるものの、標準化による属人化の排除、ナレッジの蓄積、管理工数の大幅削減、退職リスクの遮断といった効果が得られます。
定型業務を外部化し、社内のIT人材をDX推進やセキュリティ強化へ振り向けることができれば、経営的な費用対効果が高まる可能性があります。
費用(4) 費用だけで委託先を選ぶリスク
極端に安価なサービスを選定した結果、以下のような事態に陥るリスクもあります。
- 対応範囲が狭く、マニュアル外の事象がすべて社内に差し戻され工数が減らない
- オペレーターのスキル不足で対応が遅延し、社内ユーザーの不満が続出する
- ナレッジが整備されず、根本的な業務改善が進まない
- 契約範囲外として想定外の追加費用が次々と発生する
ベンダー選定では、対応品質(SLA)、改善提案の有無、セキュリティ体制、ナレッジ運用能力、導入実績を含めた総合的な価値で判断することが重要です。
情シスのアウトソーシング先を選ぶときのポイント
複数の候補ベンダーから自社に最適な委託先を選ぶには、実運用に耐え得る具体的な比較軸をもつことが重要です。
ポイント(1) サービス内容
前述しましたが、「どのようなサービスを提供しているのか」を十分にチェックしたうえで、自社の目的に合ったサービスかどうかを見極めましょう。どれほど充実したサービスを用意している業者であっても、自社が達成したい目的に見合っていなければ十分な成果は期待できません。
ポイント(2) コスト感
サービス内容が充実していたとしても、自社の予算に合わなければ費用対効果が低くなりすぎて、長く続けられずに途中で解約しなければならないことも考えられます。コスト感も重視し、サービス内容と予算のバランスを見ながら業者を選ぶことが大切です。
ポイント(3) 導入実績
一般的に、導入実績が豊富な業者ほど信頼性が高まる傾向にあります。委託先のWebサイトなどで紹介されている導入実績を参照し、自社の業種・業態と近い導入実績があるかどうかを確認しておくと、さらに導入後のリスクを軽減できるでしょう。
ポイント(4) 対応範囲と役割分担の明確さ
「どこまで外注先が対応し、どこからが社内対応になるのか」を契約前に明確に定義できるかどうかは、極めて重要な比較ポイントです。一次対応と二次対応の切り分け基準、障害発生時の初動対応と緊急連絡網、承認作業と設定作業の分離などについて、SLAやフローチャートを提示できるベンダーを選びましょう。
役割分担表の作成を契約前に提案してくれるベンダーは、運用品質への意識が高い目安です。
ポイント(5) FAQ・ナレッジ運用の支援有無
問い合わせ件数の削減や対応品質の標準化を重視する場合、ナレッジ運用を強力に支援できる委託先を選ぶことが重要です。導入初期にFAQを作成するだけでは不十分で、日々の問い合わせ履歴を分析し、不足しているナレッジを継続的に更新・追加していく仕組みがサービスに組み込まれているかが重要です。
KCSなどのベストプラクティスを実践しているベンダーであれば、問い合わせ対応と同時にナレッジを更新するサイクルが自然に回ります。「単なる受付代行」と「改善力のあるアウトソーシング」を見分けるカギは、ナレッジ運用の仕組みにあります。
情シスアウトソーシング導入までの流れ
情シスアウトソーシングは、契約してすぐに効果が出るものではありません。成功に導くためには、現状業務の棚卸しから始まる周到な準備と、運用開始後の継続的な改善が不可欠です。
ステップ(1) 現状業務の棚卸し
情シス部門が現在対応しているすべての業務を洗い出し、可視化します。問い合わせ対応、キッティング、アカウント管理、SaaS管理、障害対応、ベンダー調整など、誰がどの業務を担当しているかを詳細にリストアップし、外注候補の定型業務と社内に残すべき判断業務を分離する土台を整えます。
ステップ(2) 問い合わせ内容・件数の把握
過去のデータから、問い合わせの月間件数、よくある質問の内容、発生頻度の高い時間帯、解決までの平均対応時間、利用チャネル(電話・メール・チャット)を分析します。この定量データがなければ、ベンダー側の見積もり精度も低くなり、FAQ化の優先順位付けも曖昧になります。
ステップ(3) 委託範囲の決定
棚卸しと問い合わせ分析の結果をもとに、ベンダーと協議のうえで委託範囲(スコープ)を決定します。まずは一次対応やPCキッティングなど定型業務からスモールスタートし、運用が安定した段階でアカウント管理、インフラ監視、FAQ運用へと段階的に広げるアプローチが有効です。
ステップ(4) ナレッジ・FAQの整備
外注先のオペレーターが安定した品質で対応するためには、FAQ、マニュアル、業務フロー図といったナレッジ基盤が必要です。既存の社内資料が不足していても、ベンダーのコンサルタントと連携して新たに整備・更新できます。この作業自体が自社の属人化解消にも直結します。
ステップ(5) エスカレーションルールの設計
外注先で解決できない問い合わせや未知の障害に備え、「どのような条件で」「誰に」「どの連絡手段で」「どのタイミングで」引き継ぐかを明確にフロー化します。特にセキュリティインシデントや大規模障害時は曖昧さが重大な遅延につながる可能性があるため、契約前に必ず合意しておきましょう。
ステップ(6) サービスデスク運用開始
チャネルを整備し、社内ユーザーへ新しい問い合わせ窓口の利用方法を周知徹底したうえで運用を開始します。開始直後は想定外の問い合わせやマニュアルの不備が発生しやすいため、ベンダーと密に連携して微調整を行う「ハイパーケア期間(重点支援期間)」を設けることが大切です。
運用開始の前後では、事前のテスト運用や移行計画の策定など、トラブルを防ぐためのより詳細なステップを把握しておくことが成功の秘訣です。
ステップ(7) 問い合わせ実績の分析と改善
運用開始後は、蓄積されたデータをもとに継続的な改善(PDCA)へつなげることが最も重要です。月次の定例会などで以下のKPIをレビューし、改善施策を実行していきます。
- 問い合わせ件数の推移
- 一次解決率 平均対応時間
- FAQの閲覧状況
- エスカレーション発生件数
「契約して終わり」ではなく、データに基づく継続改善こそが、情シスアウトソーシングの重要な成功要因です。
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