パーソルのグループビジョン
パーソルビジネスプロセスデザインの
企業理念
Mission Statement
あらゆる仕事と組織を革新し、
「より良いはたらく環境」があふれる社会をつくる
パーソルビジネスプロセスデザインの目指す世界
組織の成長とはたらく人の成長。
この2者の循環を生み出し、よりよいはたらく環境があふれる社会を実現。
パーソルグループにおいてBPO事業を営むわたしたちにとっての「はたらいて、笑おう。」が、この「より良いはたらく環境」があふれる社会をつくることです。
事業活動を通して、現場の生産性だけでなく組織の力を高めていく。
それにより、はたらく仕事・環境がより良くなっていくと考えています。より良いはたらく環境になることで、組織の事業価値を高め目指すべき未来の実現に貢献することと、はたらく人が成長できる環境をつくること。このサイクルが実現できる社会をつくる、それがわたしたちの目指す世界です。
わたしたちが向き合う社会課題
移り変わる社会情勢やテクノロジーの進化に合わせて、わたしたちは常に「変化」「変革」が求められています。しかし「変化」「変革」を進めていく上では、さまざまな社会課題を乗り越えなければなりません。この壁を乗り越えることにBPOサービスは大きく貢献し、「より良いはたらく環境」があふれる社会を実現していきます。
はたらく人と組織の生産性向上
はたらく人や組織の生産性を高めていくこと。それは、わたしたちが担う大きな役割です。昨今、「日本の生産性は低い」(※1)と言われていますが、日本の教育レベルは世界を見渡してもとても高い水準(※2)にあります。能力がありつつも生産性が低いのはなぜか。理由は「能力ではなく仕事の進め方や組織文化・風土にある」と考えています。
わたしたちは人と組織の生産性向上に向けてBPOをはじめとした各種ソリューションを提供しており、ビジネスプロセスの見直しを通して仕事の進め方や組織文化・風土を変革していくことができます。この変革によって、「より良いはたらく環境」を地域や業界を問わずすべてのはたらく場に広げていくこと。それにより、すべての顧客組織の生産性を高め、ひいては社会全体の生産性向上につなげていきます。
- 経済協力開発機構(OECD)加盟国の時間あたり労働生産性調査(2019年)
- 国際的な学習到達度調査「PISA2022」
適切な労働移動の実現による社会全体の生産性向上
労働人口の減少や産業構造の変化を受けて、政府主導で労働市場の流動性を高め、適切な職業に迅速に移行できる環境整備が進んでいます。
しかし、労働市場における需要と供給のバランスの問題があり、転職希望者が増加する産業がある一方で、新産業においては人材不足が深刻化しています。
わたしたちが提供するBPOサービスは、多様な人がはたらくことができる環境をつくることで今後社会に必要な新産業の拡大に寄与することができます。そこで必要とされるポジションに適応する人材がその業務を行うだけでなく、リスキリング・アップスキリングにより多様な人材が新産業においてはたらくことができるようになり、「労働移動」を促進することが可能となります。
幅広い業務やはたらく人を理解しているわたしたちだからこそ、「労働移動」を通じて社会全体の生産性向上を実現していきます。
地方活性化への貢献
地方を元気にしていくことは、社会全体の活性化に欠かせない要素です。わたしたちは、以下のような取り組みを通じて地域の生産性向上、地方の人材活用、雇用創造につなげ、地方の活性化を実現していきます。
- 地方自治体や地方企業の生産性向上を支援する
- テクノロジーやネットワーク環境、ビジネスプロセスを整備し、首都圏の業務を地方で行えるようにする
- オンラインではたらける環境を構築し、業務エリアに拘束されないはたらき方をロールモデル化する
- さまざまな地域で業務を創出し、はたらく場所をつくる
- 首都圏企業と地方自治体、地方企業との人材交流プログラムに積極的に参加する
地方の人材活用・雇用創出を活性化し、地方自治体・企業の生産性を高めていくことで地方にもより良いはたらく環境を創出していきます。
テクノロジーの社会実装
多くの企業や組織が、さまざまな先端テクノロジーを駆使して業務改善に取り組んでいます。しかし、「AIなどの先端テクノロジーを導入すれば業務が改善される」という誤解から、計画通りの成果を得られていない企業・組織も多くあります。
わたしたちは顧客とともに「業務をどのようにテクノロジーに置き換えていくのか」「どのように人とテクノロジーを共存させ実装するのか」という課題に向き合い、生産性向上のプロフェッショナルとして業務変革を進めていきます。従来のBPOだけでなく、SaaSサービスの提供や導入支援、業務プロセスそのものまでトータルで担うBPaaSサービスなど、さまざまなソリューションを用いて課題解決を図ります。
さまざまなテクノロジーの進化、そしてそのテクノロジーを扱う人、それらを取り巻く多様な組織文化に合わせたビジネスプロセスをデザインし、生産性の向上を目的としたテクノロジーの社会実装を推進していくことがわたしたちの役割です。
はたらくWell-being
わたしたちは、はたらくことを通して感じる幸せや満足感を「はたらくWell-being」と定義しています。多様なはたらく場を創出しているわたしたちだからこそ、はたらく人に対して豊富な選択肢を提供し、成長の機会を生み出すことが可能です。
リスキリングやアップスキリングによって成長した人は、自身のキャリアを主体的に選択し、目指すキャリアプランに適した環境ではたらくことができます。わたしたちは、すべての人が理想の環境で「はたらくWell-being」を実感できるよう支援します。そして、そのことが組織の生産性向上や創造性の促進といった企業価値の向上につながる好循環を目指します。
BPO業界の価値向上
不確実性の高い現代において、労働力人口の減少による採用難への対応や経営資源の最適化といった課題が生じる中でBPOが果たす役割は大きく、BPO業界はより社会にとって必要性・重要性が増してくると考えています。
BPOであらゆる組織の生産性向上を実現し、顧客の事業価値向上に貢献できた時、BPO企業はビジネス成長を支える真のパートナーになり得ます。そうした成果を積み重ねる中で、はたらく場やはたらく人を多く創出して一人ひとりの成長を支援し、社会全体の生産性向上、地域活性化をも実現できると確信しています。
これらの取り組みを通じて、BPOに関わるすべてのはたらく人が誇りを持ってはたらける業界を築き上げていきます。