シェアードサービスとは、複数のグループ企業における共通業務を一箇所に集約し、業務効率化や品質向上、ガバナンス強化を図る経営手法です。シェアードサービスを導入することで、関連会社や子会社のスリム化だけでなく、グループ全体の最適化を実現することができます。
昨今では、グループ全体の連結経営やコア事業への資本投下を強化するため、大企業を中心にシェアードサービスの導入が推進されています。しかし、大企業の担当者のなかには「シェアードサービスの対象業務や形態が分からない」「導入方法を知りたい」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、シェアードサービスの対象部門や業務、形態、メリット・デメリットなどを解説していきます。記事の後半では、導入ステップや成功するためのポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。