ITエンジニア採用の属人化と業務負担を、プロフェッショナルな視点と迅速な対応で解消

小林様：これまで採用や人事に関わる活動は、代表取締役でITエンジニア出身の私と、ITエンジニア以外の領域から入社した総務の野田の二人で進めてきました。ところが、ITエンジニアの採用では、業界特有の知識やトレンドを踏まえた求人活動が必要不可欠で、たとえば、スカウト型求人サービスでの求職者選定の際には、最新技術に精通していることが前提になります。しかし、そのような専門知識が関係する作業には時間と労力がかかり、経営全体を見なければならない私にはかなりの負担となっていました。

採用代行業者に依頼することも試みたのですが、業者側の担当者がIT分野の専門知識を持っておらず、結局はこちらで調整する必要が出てきて負担軽減にはつながらなかったですね。さらに、採用活動全体が属人化していたため、私が関与しないと進められない状況が続いていたことも悩みでした。

小林様：採用活動だけではなく、日常業務においても、エンジニアリングや営業資料の作成などが重なると、業務の優先順位をつけるのが難しくなります。特にIT業界では、採用市場が短期間で変化するため、採用基準やターゲット像を適宜見直す必要がありますが、そうした戦略を立てる余裕もありませんでした。結果として、どの作業にも十分な時間を割けずに中途半端な状態で進めることも多々あり、このような状況が続く中で、採用活動を根本的に見直す必要があると痛感したのです。

野田様：利用中に、予想していなかったことが発生しても、「StepBase採用」の担当者の方から新たな提案や細かい確認をしていただけたので、こちらにはまったくストレスがなくスムーズに事を進められて、すごく感動しました。求職者の抽出とスカウトする人の選定をお願いした際にも、プラスアルファで、よりITエンジニアの人に響くようなスカウトメールの修正までご提案いただき、とてもありがたかったです。

小林様：「StepBase採用」を利用したことで、スカウトメールの文面作成などは、ほぼ野田と「StepBase採用」の担当者の方に任せて、私は最終校を確認するくらいで済むようになりました。ほかにも、こちらの要求に対して誠実に対応し、真摯に取り組んでいただけたので、自分としても仕事を抱え込まずに振ることができました。

特に感動したのは、履歴書できれいすぎる経歴を書いているケースは、その経歴のような技術や経験を実際には持っていない場合が多いという感覚があるのですが、そういった曖昧な感覚の部分まで言語化して、それを元にスカウトする人の選定を検討いただいた点です。その結果、採用期間中の自分の仕事の予定や動き方も以前とはまったく変わりましたし、採用候補者は私が最初に直接面談することになっているのですが、そこに集中することができました。面談は最低でも１日に１件程度、多いときには５、６件ありますので、自分の時間をそこに割けるようになった点は大きな成果でした。

野田様：「StepBase採用」の担当者が、私たちが抱えていた課題を的確に解決してくれたことで、ターゲットリストの精査など時間のかかる作業を効率よく進められるようになり、全体的な業務負担が軽減された点も成果の１つです。

さらに、これまでは求職者の抽出などをする際に、小林の感覚でしかわからない部分があると思って諦めていた部分があったのですが、今回、言語化していただいたことで法則的なものがあることがわかりました。そのため、今後は自分もより深く採用業務のサポートができると思えるようになりました。

小林様：実際にどの程度までご依頼できるかはご相談ですが、ウェブサイトの改修や新サービスの営業資料作成のように社内で対応できる作業であっても、エンジニアには本来のコア業務に集中して欲しいので、専門知識が必要な技術的資料などもアウトソースで制作をお願いできればと考えています。

野田様：これまでは経験者採用のみでしたが、これからは未経験者採用にも挑戦したいと考えています。その際には、未経験採用に適した求人の打ち出し方などもあると思うので、そういう部分についてもご相談したいですね。

小林様：今回のような採用業務をこの品質でやっていただけるなら使いやすいと思いました。そして、アウトソーシングに対する見方が大きく変わり、これまで自分たちだけで抱えていた課題を、専門的な視点を持つパートナーと協力することで、効率的に解決できるということを実感しています。採用業務に限らず、特定の専門知識を持つ人材を、あるプロジェクトのために短期間使うようなこともしていけると良いですね。