オンライン研修の運営は一部外注が可能?人事担当者の負担を激減させるコツ

オンライン研修の運営は一部外注が可能?人事担当者の負担を激減させるコツ

オンライン研修の準備や当日の運営に追われ「本来やるべき企画業務に集中できない…」と感じていませんか?
講師をしながら配信トラブルに対応したり、受講者からの問い合わせに追われたりと、担当者一人にかかる負担は想像以上に大きいものです。

この記事では、そんな人事・教育担当者の方のお悩みを解決する一つの方法として、研修運営をプロに「外注」するメリットと、その具体的な活用法を解説します。

煩雑なオペレーション業務から解放され、研修の質そのものを高めることに集中できるとしたら、いかがでしょうか。

本記事を読めば、担当者の負担を劇的に減らし、受講者の満足度も向上させる、効果的なオンライン研修を実現するためのヒントがきっと見つかるはずです。

目次

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    オンライン研修の基本|効果を高める秘訣と運営のコツ

    オンライン研修とは、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを利用して、時間や場所に縛られることなく学習できる、新しい研修のスタイルのことです。

    従来の集合研修のように、特定の会場に参加者が集まる必要がないという点が、最も大きな特徴と言えるでしょう。

    この研修形式には、講師がリアルタイムで講義を配信し、その場で質疑応答も可能な「ライブ配信型」と、事前に録画された動画コンテンツを好きなタイミングで視聴する「オンデマンド型」という、大きく分けて2つの種類が存在します。

    対面研修との本質的な違いは、物理的な制約から完全に解放される点にあります。

    これにより、日本全国、あるいは世界中の拠点にいる従業員が、同じ高品質な研修を同時に受講できたり、個々の業務スケジュールやプライベートの都合に合わせて学習を進めたりといった、非常に柔軟な人材育成が実現可能になります。
    さらに、チャット機能でのリアルタイムな質問や、少人数グループでのディスカッションを可能にするブレイクアウトルームといった、オンラインならではの便利なツールを活用することで、対面研修とは一味違った新しい形でのコミュニケーションや協同学習が生まれるのも、大きな違いであり魅力の一つです。



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    1-1. 企業が導入すべき3つのメリット|コスト削減から人材育成の効率化まで

    企業がオンライン研修を導入することには、計り知れないほどの大きなメリットがあり、特に注目すべきは主に3つのポイントです。

    第一に、なんといっても圧倒的なコスト削減効果が挙げられます。

    これまで対面研修で当たり前のように発生していた、研修会場のレンタル費用、講師や受講者のための交通費や宿泊費、さらには大量の資料を印刷するための費用や手間といった、さまざまな経費がほとんど不要になります。

    これらの目に見えるコストを大幅に削減できるだけでも、企業経営にとっては非常に大きな魅力となるでしょう。
    第二のメリットは、人材育成の劇的な効率化です。

    受講者はオフィスや自宅から研修に参加できるため、会場までの移動時間が一切かからず、通常業務への影響を最小限に抑えることが可能です。

    また、研修の様子を録画しておけば、当日やむを得ず参加できなかった従業員へのフォローアップや、内容をもう一度確認したい従業員の反復学習にも手軽に活用でき、学習効果の確実な定着を力強く後押しします。
    そして第三のメリットが、学習データの活用による育成プランの最適化です。

    LMS(学習管理システム)と呼ばれる仕組みを導入すれば、どの従業員がどの研修をどこまで進めているのか、テストの成績はどうだったかといった学習履歴データを一元的に管理し、誰にでも分かりやすく可視化できます。

    これにより、個々の従業員の理解度や課題に合わせたきめ細やかなフォローを行ったり、研修プログラム自体の内容をデータに基づいて改善したりと、より戦略的な人材育成へと繋げることが可能になるのです。


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    1-2. 押さえておきたいデメリットと明日から実践できる具体的な対策

    多くのメリットを持つオンライン研修ですが、その一方で、いくつかのデメリットも存在することも事実です。

    しかし、これらの課題は、事前にしっかりと対策を講じることで十分にカバーすることが可能です。

    まず最初に挙げられるのが、受講者側の通信環境やITリテラシー、つまりパソコンやツールの操作に慣れているかどうかによって、研修の質が大きく左右されてしまうという点です。

    この問題に対しては、事前に推奨されるインターネット環境や使用するツールの使い方について、図解などを交えながら丁寧にアナウンスし、研修本番前に接続テストの機会を設けることで、当日の「繋がらない」「使い方がわからない」といったトラブルを大幅に減らすことができます。
    次に、対面研修と比較して、受講者の集中力や学習へのモチベーションを維持しにくいという課題もよく聞かれます。

    この対策としては、講師が一方的に話し続ける講義形式だけでなく、チャットでの気軽な質疑応答や、投票機能を使ったリアルタイムでの意見収集、ブレイクアウトルームを活用した少人数でのグループディスカッションなどを積極的に取り入れ、受講者が「見ているだけ」ではなく主体的に参加できる双方向の場を創り出すことが非常に効果的です。
    また、実技を伴う研修の実施が難しいという点もデメリットとして挙げられますが、例えば営業ロープレであればシミュレーターソフトを活用したり、対面での実技とオンラインでの座学を組み合わせたハイブリッド形式の研修を採用したりすることで、実践的な学びの機会を提供することも十分に可能になるでしょう。


    成功に導くオンライン研修の始め方と企画のポイント

    オンライン研修を成功させ、その効果を最大限に引き出すためには、適切な機材とツールの準備が何よりも重要です。

    まず、講師と受講者の双方が最低限準備すべき機材として、パソコン、Webカメラ、マイク、そして何よりも安定したインターネット回線が挙げられます。

    特に講師側は、受講者にとって聞き取りやすいクリアな音声と、鮮明な映像を届けるために、少し品質の高い外付けマイクやWebカメラ、そして表情を明るく見せるためのリングライトなどを用意すると、研修全体の質が向上し、受講者の満足度も格段にアップします。
    さらに、講師が手元の台本や資料を確認しながら、同時進行で受講者の反応も見られるように、デュアルモニター(2画面)環境を整えるのも、スムーズな進行のためには非常におすすめです。

    ツールに関しては、まず基本となるZoomやMicrosoft Teams、Google MeetといったWeb会議システムが必須です。

    これに加えて、研修前後の連絡や受講者同士のコミュニケーションを円滑にするためのビジネスチャットツール(SlackやMicrosoft Teamsのチャット機能など)、受講者一人ひとりの学習進捗を管理・可視化するLMS(学習管理システム)、そして研修後の効果測定や改善点の洗い出しに役立つアンケートツールなどを組み合わせることで、より効果的で質の高い、充実した研修運営が実現できるでしょう。


    2-1. オンライン研修に向いている内容とは?効果的なテーマの選び方

    オンライン研修の効果を最大限に引き出すためには、その特性、つまりオンラインであることの長所を活かせるテーマを選ぶことが非常に重要です。

    特にオンライン研修に向いているのは、知識のインプット、つまり情報を正しく理解し覚えることを主目的とする研修です。

    例えば、全従業員に周知徹底が必要なコンプライアンス研修や情報セキュリティに関する研修、あるいは新製品の仕様や特徴に関する知識を深める研修などは、時間や場所を選ばずに多くの従業員へ一斉に情報を伝達できるオンライン形式と非常に相性が良いと言えます。
    また、ロジカルシンキングやマーケティングの基礎知識といった、思考のフレームワークを学ぶタイプの研修も、図やグラフなどの資料を画面共有しながら視覚的に分かりやすく説明できるため、オンラインに適しています。

    一方で、営業のロールプレイングやお客様への接客マナーといった、実践的なスキルが求められる実技研修は、オンラインでは難しいと思われがちです。

    しかし、Web会議システムのブレイクアウトルーム機能を使えば、少人数グループに分かれて実践的な練習が可能ですし、その様子を録画して後から講師や他の受講者から客観的なフィードバックをもらうこともできます。

    テーマを選ぶ際には、まず「この研修で受講者にどうなってほしいのか」というゴールを明確にし「そのゴールを達成するために、オンラインという手段が本当に最も効果的なのか?」という視点でじっくりと検討することが、失敗しないための最も重要な鍵となります。


    2-2. 受講者の満足度を高める企画・設計で失敗しないためのコツ

    受講者から「参加してよかった」と思ってもらえるような、満足度の高いオンライン研修を企画・設計するためには、いくつかの重要なコツがあります。

    その中でも最も重要なのは「受講者を単なる傍観者にしない」という意識です。

    ただ一方的に講師の話を聞くだけの時間が長く続いてしまうと、どうしても集中力が途切れてしまい「ながら聞き」になってしまう可能性が高まります。

    これを防ぐためには、チャット機能を活用して気軽に質問や感想を投稿してもらったり、投票機能を使ってリアルタイムで参加者の意見を集約したり、ブレイクアウトルームで少人数のディスカッションを促したりと、受講者が積極的に参加できるような仕掛けを研修の随所に盛り込むことが不可欠です。
    次に、時間配分への細やかな配慮も欠かせません。

    オンライン研修は対面よりも精神的な疲労を感じやすいことを考慮し、長くても90分に一度は10分程度のしっかりとした休憩時間を挟んだり、一つのコンテンツを15分から20分程度の短いセッションに区切って構成したりするなどの工夫が非常に効果的です。

    さらに、研修の効果を確実なものにするためには、研修前と研修後のフォローアップも大切です。

    事前に資料を配布して目を通しておいてもらうことで当日の理解を深め、研修後には理解度を確認するための簡単なテストやアンケートを実施し、必要に応じて個別のフォローアップの場を設けることで、学びを一過性のイベントで終わらせず、実践で活かせる知識の定着へと繋げることができるでしょう。



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    オンライン研修の運営課題を解決する「外注」という選択肢

    オンライン研修の導入が多くの企業で進む一方で「研修内容の企画から当日の運営、事後フォローまで、すべてを担当者一人で抱え込むことになり負担が大きすぎる」という深刻な課題も浮き彫りになっています。

    講師役を務めながら、いつ起こるか分からない配信トラブルに対応し、さらには受講者一人ひとりのフォローも行うというのは、まさに至難の業と言えるでしょう。

    こうした担当者の課題を解決するための非常に有効な手段が、煩雑な運営業務を専門業者へ「外注」するという選択肢です。
    運営業務を外注することで、研修担当者は配信オペレーションなどの雑務から解放され、本来最も注力すべきである研修内容の企画や、講師としてのパフォーマンス向上といった、より本質的な業務に集中できるようになります。

    具体的に依頼できる業務は多岐にわたりますが、特に担当者の負担を劇的に軽減できるサービスとして「配信ツールの専門的な運営サポート」「受講者からの問い合わせに対応するヘルプデスク」「実践的なロールプレイング支援」の3つが挙げられます。

    これらを外部に任せることで、研修の質を一切落とすことなく、スムーズで効果的な運営が実現可能になるのです。


    3-1. 担当者の負担を激減!運営代行でできること

    Zoomなど配信ツールの専門的な運営

    オンライン研修において、担当者が最も神経を使い、不安を感じるのが、ZoomやMicrosoft Teamsといった配信ツールの操作ではないでしょうか。

    研修当日は「講師の音声が途切れる」「画面共有がうまくいかない」「受講者が入室できない」といった、予期せぬトラブルが発生しがちです。

    運営代行サービスを利用すれば、こうした配信中のあらゆる技術的なサポートを、経験豊富な専門スタッフにすべて任せることができます。
    具体的には、トラブル発生時の迅速な原因究明と的確な対応はもちろんのこと、受講者を少人数のグループに分けるブレイクアウトルームの適切な割り振りや時間管理、講師の指示に合わせた画面共有や投票機能のスムーズな操作、さらには研修内容の録画管理など、煩雑で専門的な知識が求められる作業を一手に引き受けてくれます。

    これにより、研修担当者や講師は配信オペレーションに気を取られることなく、講義そのものに100%集中できる理想的な環境が整い、結果として研修の質を大きく向上させることが可能になります。


    受講者からの質問に対応するヘルプデスク

    研修が始まると、受講者からは「会社のPCでログインできない」「音声が聞こえない」「資料の表示方法がわからない」といった、ツール操作に関する技術的な質問が数多く寄せられることが想定されます。

    研修担当者がこれらの問い合わせに一つひとつ個別に対応していると、研修全体の進行が滞ってしまったり、他の多くの受講者を待たせてしまったりする原因になりかねません。

    運営代行サービスの一環として提供されるヘルプデスクは、こうした受講者からの技術的な質問に対して、専門のスタッフがチャットや電話で個別かつ丁寧に対応してくれます。
    その結果、研修担当者は研修内容に関する本質的な質問にのみ集中すれば良くなるため、運営にかかる心理的・物理的な負担が劇的に軽減されます。

    また、受講者にとっても、何か困ったことがあってもすぐに問題を解決してくれる専門の相談窓口があることで、安心して研修に臨むことができ、学習への集中力維持や満足度の向上にも直接的に繋がるでしょう。


    実践的な社内資格取得のためのロープレ支援

    営業スキルや接客応対、マネジメントスキルなど、実践的な能力の習得を目指す社内資格取得のための研修では、ロールプレイング(ロープレ)が欠かせない要素となります。

    しかし、オンライン環境で質の高いロープレを実施するには、参加者全員の相手役を確保したり、評価基準を統一したり、客観的で公平なフィードバックを行ったりと、多くの課題が伴います。

    外部ベンダーによるロープレ支援サービスでは、研修の目的やゴールに合わせて特別な訓練を受けた専門の評価者が、顧客役や部下役といった様々な役割の相手役を務めてくれます。
    さらに、事前に企業側とすり合わせた評価基準シートに基づき、受講者一人ひとりに対して、客観的で的確なフィードバックを分かりやすく提供します。

    社内の人間関係や忖度に一切左右されない第三者の視点からの評価は、受講者にとっても納得感が高く、自身の強みや課題を明確に認識する絶好の機会となります。

    これにより、オンラインという環境でありながらも、対面研修さながら、あるいはそれ以上の実践的なスキルアップを実現できるのです。


    3-2. 専門業者へ外注するメリットと費用感の目安

    オンライン研修の運営を専門業者へ外注することには、担当者の負担軽減という直接的な効果以外にも、数多くのメリットが存在します。

    その中でも最大のメリットは、やはり「研修そのものの質の向上」です。

    配信経験の豊富な外部ベンダーが運営をサポートすることで、音声や映像のトラブルを最小限に抑え、常にスムーズで安定した研修環境を提供できます。

    これにより、受講者は余計なストレスを感じることなく、研修の内容に深く集中することができます。
    また、専門業者は様々な企業の研修を支援してきた実績から、効果的なツールの活用法や参加者を飽きさせないためのインタラクティブな仕掛けなど、オンライン研修を成功に導くための豊富なノウハウを持っています。

    これらの貴重な知見を自社の研修に手軽に取り入れられるのも、外注ならではの大きな利点です。


    3-3. オンライン研修の課題を解決!まずはご相談ください

    ここまで見てきたように、オンライン研修はコスト削減や人材育成の効率化といった大きなメリットをもたらす一方で、その効果的な運営には専門的な知識やノウハウが求められ、結果として人事・教育担当者の負担が大きくなりがちです。

    「もっと研修内容そのものの企画に集中したい」「配信トラブルが起きるかもしれないという不安から解放されたい」「受講者の満足度をさらに高め、研修効果を最大化したい」もし、あなたがオンライン研修の運営に関して、少しでもこのような課題やお悩みを感じているのであれば、一度、私たちパーソルビジネスプロセスデザインのような外部ベンダーへ相談してみてはいかがでしょうか。
    専門業者に相談すれば、貴社の状況や研修の目的を丁寧にヒアリングした上で、最適な運営方法や、今抱えている課題を解決するための具体的なプランを提案してもらうことができます。

    当社は初回の相談を無料で行っていますので、まずは情報収集のつもりで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    外部の力を賢く借りることで、あなたの会社のオンライン研修は、より効果的で価値のあるものへと大きく進化するはずです。

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