総務業務に派遣社員は有効?活用シーンと課題・解決のポイント

総務業務に派遣社員は有効?活用シーンと課題・解決のポイント

「総務の人手が足りないため、派遣社員の活用を検討している」

そのような企業のご担当者様も多いのではないでしょうか。

総務は、備品管理や社内問い合わせ対応、契約書管理など幅広い業務を担う部門です。近年では、法改正への対応や業務効率化の推進なども求められ、限られた人員の中で対応することに負担を感じているケースも少なくありません。その解決策の一つとして、必要な期間だけ人材を確保できる派遣社員の活用が注目されています。

一方で、派遣の活用にはメリットだけでなく、業務の進め方や管理体制によっては新たな課題が生じる可能性もあります。そのため、自社の状況に合った活用方法を理解することが重要です。

本記事では、総務業務における派遣社員の役割や活用シーン、メリット・デメリット、そして効果的に活用するためのポイントについて、わかりやすく解説します。

目次

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    総務の人手不足は派遣で解決?求められる背景と課題


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    近年、多くの企業において、総務部門の人手不足が非常に深刻な課題として浮き彫りになっています。

    しかし、この問題は単に「働き手が足りない」という表面的な話にとどまりません。

    その根本的な背景には、総務が担うべき業務内容そのものが時代と共に大きく変化し、かつてないほど多様化・複雑化しているという現状が存在するのです。


    具体的には、ペーパーレス化の推進に伴う新しいシステムの導入や管理、毎年のように改正される働き方改革関連法への的確な対応、そして企業の信頼性を左右するコンプライアンス強化といった、高度な専門知識を必要とする業務が次々と増加しています。

    これらは、従来のアナログな事務作業とは異なり、専門的な知見がなければ対応が難しいものばかりです。

    このような多岐にわたる専門業務を、限られた人数の正社員だけで完璧にカバーするのは、現実的に非常に困難であると言えるでしょう。

    そこで、必要なスキルセットを持つ人材を、必要な期間だけ柔軟に確保できる「派遣」という働き方が、現代の総務が抱える人手不足という大きな課題を解決するための、極めて有効な手段として大きな注目を集めているのです。


    1-1. 多様化する業務と慢性的な人材不足への対応

    かつての総務部門といえば、備品の管理や来客・電話の応対、簡単な書類作成といった、比較的定型的な仕事が中心でした。

    しかし、現代における総務の役割は、単なる「会社の何でも屋」から、経営基盤を根底から支える「戦略的パートナー」へと劇的な変化を遂げています。

    具体的には、企業のルールブックである社内規程の整備や定期的な更新、巧妙化するサイバー攻撃から会社の情報を守るための情報セキュリティ対策、さらには社員一人ひとりがやりがいを持って働ける環境を整えるエンゲージメント向上施策の企画・実行など、より専門的で高度なスキルが求められる業務が格段に増えているのです。


    これほどまでに多岐にわたる重要な業務を、ごく限られた人員で遂行しなければならないため、結果として社員一人ひとりにかかる業務負荷は増大し、多くの企業で慢性的な人手不足という深刻な問題に直面しています。

    特に、リソースが限られがちな中小企業においては、総務担当者が人事や経理といった他の業務と兼任しているケースも少なくなく、専門性が求められる業務への対応が追いつかないという、現場からの切実な声も頻繁に聞かれるのが実情です。


    1-2. 正社員採用に代わる選択肢としての派遣活用

    慢性的な人手不足を解消するために、多くの企業がまず正社員の採用を検討します。

    しかし、正社員を一人採用するまでには、求人広告の出稿や人材紹介会社とのやり取り、膨大な数の応募書類の選考、複数回にわたる面接、そして採用決定後の入社手続きや教育研修など、想像以上に多くの時間と多大なコストがかかるのが現実です。

    さらに、総務の専門業務に対応できるような高いスキルを持つ人材を正社員として採用しようとすると、採用の難易度は格段に上がり、競争も激しくなるでしょう。


    そこで、非常に有効なもう一つの選択肢として浮上するのが、総務業務への派遣社員の活用です。

    派遣サービスを利用すれば、採用活動にかかる一連の手間やコストを大幅に削減しながら、企業が求めるスキルや経験を持った人材を、驚くほどスピーディーに確保することが可能になります。

    例えば、繁忙期だけの短期的な増員や、社員の産休・育休期間中の代替要員など、企業のその時々の状況に合わせて、必要な期間だけ人材を柔軟に活用できる点も、派遣ならではの大きな魅力と言えるでしょう。


    総務に派遣社員を導入する3つのメリット


    総務部門に派遣社員を導入することは、単に人手不足を解消するだけでなく、企業経営の視点からも多くの計り知れないメリットをもたらします。

    特に、多くの企業が派遣活用に踏み切る大きな動機となっているのが「人件費の変動費化」「採用コストの削減」「専門スキルの活用」という3つの大きな利点です。

    これらのメリットを最大限に活かすことができれば、総務部門の業務効率を飛躍的に向上させることが可能になります。


    その結果、既存の正社員が日々の雑務から解放され、より付加価値の高い戦略的なコア業務に集中できるという、理想的な環境を整えることができるのです。

    ここでは、これら3つのメリットが具体的にどのような効果をもたらすのかを、一つひとつ丁寧に掘り下げて解説していきます。

    ぜひ、ご自身の会社が抱える課題と照らし合わせながら、派遣活用の可能性を探ってみてください。


    2-1. 必要な期間だけ依頼でき人件費の変動費化を実現

    派遣社員を活用する最大のメリットの一つは、これまで固定費として捉えられがちだった人件費を、事業の状況に応じて柔軟に調整できる「変動費」として扱えるようになる点です。

    例えば、決算期や株主総会の準備期間、年末調整の時期など、特定のシーズンにだけ業務量が爆発的に増加するケースは多くの企業でみられます。

    そのような場合に、その期間だけピンポイントで派遣社員に業務を依頼することで、年間を通じて正社員を雇用し続ける必要がなくなり、人件費を劇的に最適化することが可能になるのです。


    これは、業務量が少ない閑散期に余剰人員を抱えてしまうという経営上のリスクを回避できることを意味し、結果として経営の安定化にも大きく貢献します。

    このように、業務の繁閑の波に合わせて人員を柔軟に、かつ迅速に調整できる能力は、先行きが不透明な現代のビジネス環境において、企業が生き残るための非常に大きな強みとなるでしょう。

    必要な時に、必要なスキルを持つ人材を、必要な分だけ確保できるため、一切の無駄がない効率的な組織運営が実現します。


    2-2. 採用コストをかけずに即戦力を確保できる

    正社員を一人採用する場合、求人サイトへの掲載費用や人材紹介会社へ支払う成功報酬、そして面接や選考に関わる社内スタッフの人件費など、目に見えるだけでも多額の採用コストが発生します。

    それだけではありません。

    採用が決定した後も、社会保険の手続きやパソコン・デスクといった備品の準備、さらには入社後のオリエンテーションや業務研修など、数字には表れにくい「見えないコスト」や膨大な手間がかかるものです。


    一方、派遣社員を活用する場合、これらの採用に関連する一連の活動は、すべて派遣会社が代行してくれます。

    企業側は、自社が求めるスキルや経験、人物像といった条件を派遣会社に伝えるだけで、その要件にぴったりと合った人材を速やかに紹介してもらえるため、採用にかかるコストと時間を劇的に削減できるのです。

    さらに、派遣会社には様々な業界で実務経験を積んだプロフェッショナルな人材が多数登録しているため、入社後の教育に長い時間をかけることなく、配属後すぐに現場で活躍してくれる「即戦力」を確保しやすいのも、非常に大きな利点と言えるでしょう。


    2-3. 専門スキルを持つ人材による業務品質の向上

    総務が担当する業務は非常に多岐にわたるため、そのすべての分野に精通したスーパーマンのような人材を、自社の中だけで育成し続けるのは決して簡単なことではありません。

    例えば、毎年のように行われる労働関連法の改正に正確に対応するための労務管理知識や、膨大なデータを分析して経営判断に役立つ資料を作成するための高度なPCスキル、あるいは法的なリスクを回避するための専門知識が求められる契約書のリーガルチェックなど、特定の専門スキルを持つ人材が急に必要になる場面は少なくないでしょう。


    このような状況で派遣社員を活用すれば、まさにその分野のスペシャリストを、必要な期間だけチームに加えることができます。

    専門スキルを持つ人材がその業務を担当することで、作業の正確性やスピードが格段に向上し、結果として総務部門全体の業務品質が大きく底上げされることにつながります。

    また、派遣社員が前職などで培ってきた外部のノウハウや、社内の人間だけでは気づかなかった新しい視点がもたらされることで、既存の業務プロセスの改善や、新たなアイデアの創出といった、期待以上の副次的な効果が生まれることも少なくありません。


    派遣活用の前に知るべき3つのデメリットと対策


    ここまで見てきたように、派遣社員の活用は企業に多くのメリットをもたらしますが、その一方で、導入する前に必ず理解しておくべきデメリットも存在します。

    メリットだけに目を向けて安易に導入を進めてしまうと「思ったように業務が進まない」「かえって現場の教育担当者の負担が増えてしまった」といった、予期せぬ事態に陥りかねません。

    特に注意していただきたいのが「業務指示の手間」「ノウハウの属人化」「契約終了に伴う引継ぎ」という3つのポイントです。


    しかし、ご安心ください。

    これらのデメリットは、あらかじめその内容を正しく把握し、適切な対策を講じておくことで、十分に乗り越えることが可能です。

    ここでは、それぞれのデメリットの具体的な内容と、それを未然に防ぎ、派遣活用の効果を最大化するための具体的な対策について、詳しく解説していきます。


    3-1. 業務指示やマネジメントの手間が発生する可能性

    派遣社員の方に日々の業務の指示を出す「指揮命令権」は、法律上、派遣先の企業、つまり自社にあります。

    そのため、日々の具体的な業務内容や仕事の進め方について、自社の社員が責任を持って指示を出し、その進捗状況を管理する必要があります。

    これは、自社の業務ルールや企業文化にまだ慣れていない派遣社員が、一日も早く職場に馴染み、スムーズに業務を遂行するために不可欠なプロセスですが、一方で、指示を出す側の社員にとっては、自身の業務に加えて新たなマネジメント業務が増えることになり、負担となり得る可能性も否定できません。


    この管理の手間をできる限り軽減するためには、事前に担当してもらう業務内容を明確に洗い出し、誰が見ても理解できるような分かりやすいマニュアルや手順書を準備しておくことが非常に重要です。

    また、毎朝の短いミーティングや週に一度の定例会など、定まった時間にコミュニケーションの場を設け、進捗の確認や質疑応答の時間を確保するといった、円滑な意思疎通を促す仕組み作りも、双方にとってストレスの少ない職場環境を構築する上で非常に効果的な対策となるでしょう。


    3-2. ノウハウが社内に蓄積されず業務が属人化するリスク

    派遣社員は、特定の業務において非常に高いスキルを発揮してくれる頼もしい存在ですが、その業務をたった一人に任せきりにしてしまうと、大きなリスクが生じる可能性があります。

    それは、業務に関する知識やノウハウが、その社員個人の中にだけ蓄積されてしまう「業務の属人化」という問題です。

    派遣契約は期間が定められているため、契約が終了しその方が職場を去ると、その業務に関する貴重なノウハウも一緒に社外へ流出してしまい、会社の大切な資産が失われることになりかねません。


    このような最悪の事態を防ぐためには、派遣社員が担当する業務のプロセスや注意点、トラブルシューティングの方法などを、他の誰が見てもわかるような客観的な形で記録に残してもらう仕組み作りが不可欠です。

    例えば、共有サーバー上に作業日報やマニュアルを必ず保存するルールを設けたり、定期的にチーム内で情報共有会を開催して担当業務について発表してもらったりすることで、個人の知識を組織全体の「資産」として蓄積していく体制を構築することが強く求められます。


    3-3. 契約終了にともなう引継ぎや再教育の手間

    派遣社員は、契約期間の満了やご本人のキャリアプランの変更など、様々な理由により、いずれは職場を去る時が来ます。

    その際に必ず発生するのが、後任者への「業務引継ぎ」です。

    もしこの引継ぎが不十分なまま担当者が変わってしまうと、業務が一時的にストップしてしまったり、対応の遅れから社内外に迷惑をかけてしまったり、サービスの品質が著しく低下してしまったりする恐れがあります。


    また、新たに別の派遣社員を受け入れる場合には、再度同じように業務内容を一から説明し、教育を行うという手間が発生します。

    このような引継ぎや再教育にかかる負担は、特に人の入れ替わりが頻繁に起こる職場の場合、現場の社員にとって大きなストレスとなり、生産性を下げる原因にもなりかねません。

    このデメリットを軽減するためには、日頃から業務マニュアルを常に最新の状態に保ち、業務フローを標準化しておくことが何よりも重要です。

    誰が担当しても一定の品質を保てるような仕組みを確立しておくことで、引継ぎの負担を最小限に抑え、スムーズな人員交代を実現できます。


    派遣より効果的?総務業務は「業務委託」という新たな選択肢

    これまで総務の人手不足や業務効率化の課題を解決する方法として派遣をご紹介してきましたが、その方法は決して一つだけではありません。

    近年、もう一つの非常に有効な選択肢として、専門の外部企業に業務ごと任せてしまう「業務委託(アウトソーシング)」が大きな注目を集めています。

    特に、社内からの定型的な問い合わせ対応や、各種申請の受付といった、ある程度パターン化された業務は、専門の外部企業に委託することで、派遣活用以上の劇的な効果を得られる場合があるのです。


    業務委託は、単に人手を補うという短期的な解決策ではなく、業務プロセスそのものを根本から見直し、標準化することで、長期的な視点でのコスト削減と業務品質の向上を同時に実現できる可能性を秘めています。

    ここでは、派遣とは全く異なる業務委託の仕組みと、総務部門で具体的にどのような業務を委託できるのか、その具体例を詳しく解説し、皆様の会社にとっての新たな解決策としての可能性を探っていきます。


    4-1. 派遣と業務委託の決定的な違いを解説

    「派遣」と「業務委託」は、どちらも外部の力を活用して自社の課題を解決するという点では同じですが、その契約の性質には決定的な違いがあります。

    最も大きな違いは、先ほども少し触れた「指揮命令権がどこにあるか」という点です。

    派遣契約の場合、派遣されてきたスタッフの方に対して、どのような業務を、どのような手順で行うかといった日々の業務指示や、休憩時間などの勤怠管理は、派遣先の企業(つまり自社)が行います。

    これは、自社の社員が直接マネジメントする必要があることを意味します。


    一方、業務委託契約では、委託した業務の進め方や、その業務を担当するスタッフの管理は、すべて業務を受託した会社(委託先)の責任において行われます。

    自社は、委託した業務がきちんと完了したか、その「成果物」に対して対価を支払うという形になり、日々の細かい業務指示を出したり、進捗を細かく管理したりする必要がありません。

    この指揮命令権の違いにより、業務委託は派遣に比べて社内の管理コストを大幅に削減できるという、非常に大きなメリットが生まれるのです。


    4-2. コンタクトセンターへ委託できる総務業務の具体例

    それでは、具体的にどのような総務業務が、専門のコンタクトセンターなどへの業務委託に向いているのでしょうか。

    その判断のポイントは、業務内容がある程度「定型化」されており、誰でも同じように対応できる「マニュアル」を作成しやすいかどうか、という点にあります。

    例えば、社員から日々寄せられる様々な問い合わせへの対応や、会社の代表電話の一次受付といった業務は、コンタクトセンターが長年培ってきた専門的なノウハウを最大限に活かすことで、対応品質の向上と総務担当者の負担軽減を同時に実現できる、代表的な委託可能業務です。

    ここでは、その具体的な業務例をいくつかご紹介します。


    社内ヘルプデスク・各種申請の受付窓口

    「PCのパスワードを忘れてロックされてしまった」「新しく導入された経費精算システムの使い方がわからない」といったIT関連の初歩的な問い合わせや「住所変更の手続きをしたいのですが、どの書類が必要ですか」「年末調整の書類はどこからダウンロードできますか」といった人事・労務関連の申請受付など、社員から総務部門へ寄せられる問い合わせは、実に多岐にわたります。

    これらの定型的な問い合わせ対応を「社内ヘルプデスク」として専門のコンタクトセンターに委託することで、総務担当者は日々の細かな対応から解放され、本来集中すべき企画立案や制度設計といったコア業務に貴重な時間を使えるようになります。

    よくある質問とその回答をまとめたFAQを整備し、一次対応をすべて委託先に任せることで、問い合わせる社員側も迅速に回答を得られるため、会社全体の生産性向上にも大きく貢献するでしょう。


    事務局運営サポート・会社の代表電話受付

    株主総会や社内キックオフイベント、あるいは顧客向けのキャンペーンなどを実施する際に期間限定で設置される「事務局」の運営も、業務委託に非常に適した業務の一つです。

    参加者や応募者からの問い合わせ対応、申込受付、アンケート集計、資料発送といった一連の煩雑な業務を、経験豊富な専門のコンタトセンターに任せることで、担当者は企画や運営そのものに集中でき、スムーズで質の高い事務局運営が実現します。

    また「会社の顔」ともいえる重要な役割を担う代表電話の受付業務も、業務委託が可能です。

    研修を受けたプロのオペレーターが、一件一件丁寧かつ的確に対応することで、電話をかけてきたお客様や取引先に良い印象を与え、企業のイメージアップに直接貢献します。

    担当者が会議中や外出中で不在の場合でも、用件を正確にヒアリングし、然るべき部署や担当者へスムーズに取り次ぐ体制を構築できるため、ビジネスチャンスを逃す心配もありません。


    4-3. 業務の標準化と管理コスト削減を両立する方法

    業務委託を導入するプロセスで得られる最大のメリットの一つは、業務プロセスそのものを客観的に見直し、効率的な形に「標準化」できる点にあります。

    業務を外部の専門企業に委託する際には、まず現状の業務内容を詳細に洗い出し「誰が担当しても同じ品質で対応できる」ように、業務フローを整理し、マニュアル化する必要があります。

    このプロセスを通じて、これまで特定の個人の経験や勘に頼っていた「属人化」した業務や、無駄の多い非効率な手順が客観的に可視化され、業務全体の最適化を図ることができるのです。


    一度このように業務が標準化されれば、たとえ担当者が変わっても業務の品質が落ちることはなく、安定したサービスレベルを維持することが可能になります。

    さらに、業務委託では、業務を担当するスタッフの採用や教育、日々の労務管理といった煩雑なマネジメント業務もすべて委託先の企業が行うため、自社の管理コストを大幅に削減できます。

    結果として、業務品質の向上と管理コストの削減という、企業にとって非常に価値のある二つの目標を同時に実現することが可能になるのです。


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    自社の総務課題に最適な解決策を見つけるために

    ここまで、総務部門が抱える人手不足という課題を解決するための具体的な方法として「派遣」と「業務委託」という2つの強力な選択肢をご紹介してきました。

    それぞれに異なるメリット・デメリットがあり、どちらか一方が絶対的に優れているということではありません。

    最も大切なのは、それぞれの特徴を正しく理解した上で、自社が「なぜ人手が必要なのか」「どの業務を効率化したいのか」「最終的にどのような状態を目指しているのか」という目的を明確にし、抱えている課題や状況に最も合った解決策を選択することです。


    場合によっては、定型業務は「業務委託」に任せ、専門性が高い業務には「派遣」を活用するといった、これらの選択肢を組み合わせるハイブリッドな活用も非常に有効な手段となり得ます。

    この最後の章では、自社にとって最適な解決策を見つけるための具体的な判断基準と、専門家へ相談することの重要性についてお伝えします。


    5-1. 派遣と業務委託、どちらを選ぶべきかの判断基準

    もし、あなたが派遣と業務委託のどちらを選ぶべきか迷ったときは、いくつかの基準で判断することができます。

    まず一つ目の基準は「業務の進め方に関する指揮命令を自社で直接行いたいか」という点です。

    業務の進捗を細かく管理し、自社の社員と同じように直接指示を出しながら仕事を進めてほしい場合は「派遣」が適しています。

    一方で、業務の管理ごと外部のプロに任せて、自社の社員はより創造的で重要なコア業務に集中させたい、そして管理コストも削減したいという場合は「業務委託」が向いているでしょう。


    また「期間」も重要な判断基準となります。

    社員の産休代替やプロジェクトの繁忙期など、期間が明確に決まっている一時的な人員補充であれば、手軽に始められる「派遣」が便利です。

    しかし、恒常的に発生し続ける定型業務を根本から効率化し、長期的なコスト削減を目指すのであれば、業務プロセス改革も同時に実現できる「業務委託」を検討する価値が非常に高いと言えます。

    自社の課題の性質(一時的か、恒常的か)を見極めることが、最適な選択への第一歩です。


    5-2. 総務の課題解決ならパーソルビジネスプロセスデザイン

    自社の総務部門が抱える課題を客観的に分析し、派遣と業務委託のどちらが最適なのか、あるいは全く別の第三の方法があるのかを、自社のメンバーだけで判断するのは、決して簡単なことではありません。

    「そもそも、どの業務を外部に切り出せるのかわからない」「具体的な費用感が知りたいけれど、どこに聞けばいいのだろう」「導入した後の効果が具体的にイメージできない」など、検討を進めれば進めるほど、悩みや疑問は尽きないことでしょう。


    そのような時はぜひ一度、私たちパーソルビジネスプロセスデザインにご相談ください。

    私たちは、これまでに数多くの企業の総務課題を解決してきた豊富な実績とノウハウをもとに、お客様の状況を丁寧にヒアリングし、複雑に絡み合った課題を整理した上で、貴社にとって本当に最適な解決策をご提案いたします。

    現状の課題を解決し、総務部門をより戦略的で価値ある部門へと変革させるための大切な一歩を、ぜひ私たちと一緒に踏み出してみませんか。

    まずはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。


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