入力代行サービス比較|依頼できる会社5社と選び方を徹底解説!

入力代行サービス比較|依頼できる会社5社と選び方を徹底解説!

紙の情報を電子データとして入力したり、既定の書類の穴埋めをしたり…入力業務は多くの企業において存在しています。 

何かと工数がかかる入力業務ですが、ひとつひとつは単純で定型化されたものも多いのではないでしょうか? 

そんな入力業務の負担を解決するのが「入力代行サービス」です。 

本記事では入力代行サービスへ委託するメリットや業者選定のポイント、そして入力代行サービスを提供している企業5社を紹介します。 

目次

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    入力代行サービスを利用するメリット 

    入力代行サービスを利用するメリットは様々ありますが、代表的なものは下記の3点です。 


    メリット① 業務の効率化

    入力業務には、やり方やフォーマットが定まっていなかったり、属人化してしまっていたりすることが多い傾向にあります。 

    入力代行サービスに委託する際は必ずマニュアルの作成から行い、業務毎に担当者がアサインされるため、これまでよりも効率よく業務遂行できることが多いです。 


    メリット② 業務の品質向上 

    前述の通り業務を可視化するところから開始するため、業務の品質が一定になり、また細かいミスも抑えられます。 

    そして、現場の担当者が合間に入力作業を行うといったこともなくなるため、遅延や抜け漏れがなくなるのも利点です。 


    メリット③ データ活用スピードの向上 

    例えば顧客の名刺情報など、情報を即座に入力しその後の営業活動に活かしたいといった状況もあるでしょう。

    つい後手に回ってしまいがちな入力作業ですが、入力代行サービスを使うことで即座にデータの活用をすることができます。 

    こうした背景から、専門業者に入力業務を委託できる「入力代行サービス」が注目を集めています。


    入力代行サービスの選び方のポイントとは 

    入力代行サービスと一口に言っても、各社の強みや特徴は異なります。選定を誤ると「思っていた仕上がりではなかった」「急な依頼に対応できなかった」といったギャップが生じかねません。

    そこで、サービスを比較・検討するうえで重視すべき3つのポイントを紹介します。 


    選び方のポイント①:品質

    入力代行では「正確さ」が最も重要です。誤入力やミスが多ければ、結局は社内で手直しが必要になり、外注の意味がなくなってしまいます。 

    そこで、発注前に品質を推し測る上での注目ポイントをいくつかご紹介します。 

     

    まずは、入力担当者の育成方法です。 

    一つの案件にアサインされても急に業務を開始するわけではなく、内容によっては細かな研修が必要です。 

    入力先のツールの仕様を理解したり、業界の専門用語を覚えたりする必要があります。 

    入力代行サービスは正社員の担当者が少なくなりがちな業界ですが、そういった育成を正社員が行っているかどうかも注目ポイントです。 

     

    そして、離職率の低さです。 

    先述の通り、業務を開始する前にはまず入力担当者の育成が必要です。 

    しかし、折角育成した担当者が離職してしまうと育成コストがかかるだけでなく、品質のばらつきが生じてしまう可能性もあります。


    選び方のポイント②:コスト

    やはり、外部に委託する以上コストも欠かせないポイントです。 

    しかし、安ければ安いほど良いかどうかは、委託する内容によっても変わってきます。 

    業者選定の際は、最低発注数や月額契約の有無、ボリュームによる価格変動の仕組み、短期・単発案件に対応できるかなどを確認しておくと安心です。 

    また、定期的な活動報告や改善の提案を行う業者であれば、価格が上がってしまう可能性がありつつも安定した業務品質が見込めます。 

    「まずは小規模に試したい」のか、「安定的に長期で依頼したい」のか、自社の利用目的を整理した上でコスト面を比較しましょう。 


    選び方のポイント③:実績

    近しい業務を経験したことがある業者であれば、その分ナレッジも蓄積されているため立ち上がりが早く、品質も高い傾向にあります。 

     

    ただ受注実績が多い業者が良いのではなく、委託を検討している業務と同じような内容、同じくらいの規模、同じようなフローでの実績があるかどうかが大切です。 

    業者によっても細かい得意領域は異なってくるため、検討時に確認しておきましょう。 

     

    また、大手企業や官公庁など、セキュリティが厳格に求められる顧客の実績があるかは大きな信頼材料になります。 

    公式HPに事例紹介があるかをチェックするのもおすすめです。 


    入力代行サービスを提供する5社比較

    ここでは、代表的な入力代行サービス5社の特徴を紹介します。 

    それぞれに強みが異なるため、自社の目的と照らし合わせて検討してみてください。 


    パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社

    パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、人材大手のパーソルグループの中核を担う会社です。

    顧客の生産性向上を目的とし、入力代行サービスやコールセンターをはじめとした幅広いBPOサービスに加え、セールスやデジタルマーケティング、人事コンサルティングなど様々な事業を展開しています。 

    特に大規模案件における実績の豊富さが強みで、多くの大企業や官公庁との取引実績があるためセキュリティ面も安心です。

    「比較的大きな案件を、高い品質で遂行してほしい」と思っているときにおすすめの選択肢です。 


    株式会社うるるBPO

    株式会社うるるBPOは、BPO事業やクラウドワーカーを活用するCGS事業を運営する株式会社うるるの子会社として設立された会社です。

    「短納期」「高品質」「持続可能な支援」の3つを強みとしており、3万件を超える実績があります。

    特にうるるBPOの特徴である国内外のオペレーターやクラウドワーカーといった人力リソースを組み合わせ、短納期での業務ができることが特徴です。 


    株式会社スマートゲート

    株式会社スマートゲートは2011年に設立された会社です。

    BPO事業の他にもクリエイティブDX事業をメイン事業としていて、電子書籍の制作なども行っています。

    出版物の電子書籍化で培った校正ノウハウを生かして、高品質のテキストデータ化を行っています。

    名刺や名簿、アンケートなどの紙媒体のデータ化に強みをもつ会社です。  


    HELP YOU

    HELP YOUはオンラインアウトソーシングをメイン事業としている株式会社ニットが運営するサービスです。

    HELP YOUは特にバックオフィス業務の委託を得意としており、紙媒体のデータ化からExcelの入力まで、幅広い業務が委託可能です。

    データ入力だけでなく、経理や営業事務、人事労務・採用、総務、マーケティングなどの依頼もできることが特徴です。 


    ユニメディアBPO

    ユニメディアBPOは、2001年に設立された株式会社ユニメディアによって運営されているサービスです。

    BPOサービスの中でもデータ入力代行を主力サービスとしていて、アンケートや申込書といったフォーマットが定まっているものから、原稿用紙や書籍などといった非定型フォーマットの入力までどのような原本でも対応しています。

    ユニメディアBPOの担当者とクラウドソーシングを適切に活用して業界最安値を実現しているところが特徴です。 


    まとめ|自社に合った入力代行サービス選定のすすめ 

    本記事では、入力代行サービスを使うメリット、業者を選ぶ上でのポイント、入力代行サービスを提供している会社についてご紹介しました。 

    入力代行サービスは、業務負担を軽減し、コア業務に集中するためにとても有効な手段です。 

    ただし、選定の際には「品質」「コスト」「実績」のどこを優先するかを明確にしておくことが重要です。 

    特に大規模かつ高い品質を求める場合には、豊富な実績を持つパーソルビジネスプロセスデザインがおすすめです。 

    まずは自社のニーズを整理し、ニーズに当てはまる業者への相談から始めてみてください。 

     

    ※本記事に掲載されている情報は、すべて執筆時のものです。現在は変更されている場合がございますのでご了承ください。 



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