~ 昨年度のアンケート調査で把握した課題を踏まえ、実践的なオンラインBPOやBPaaS活用を支援 ~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市村 和幸、以下「パーソルビジネスプロセスデザイン」)は、三重県の「観光事業者のバックオフィス業務代行促進支援業務(以下、本業務)」を受託しました。
本業務は、観光事業者が収益・業績の向上や経営に直結する業務に集中できる環境を整えることを目的とし、バックオフィス業務におけるオンラインBPOやBPaaS※1の活用を促進するものです。昨年度、三重県から受託し実施した観光事業者へのアンケート・ヒアリング調査を通じて把握した課題を踏まえ、実践的な支援を行うことで観光事業者の生産性向上や人材確保を目指します。- BPaaS:Business Process as a Serviceの略称。ビジネスプロセスをパッケージ化して提供することで、生産性を高めるサービス。
観光事業者を取り巻く環境は、人材不足や業務の属人化、繁忙期と閑散期の業務負荷の差など、さまざまな課題を抱えています。特に、経理・労務・総務といったバックオフィス業務は、限られたリソースの中で対応せざるを得ないケースも多く、本来注力すべき収益・業績の向上や経営に直結する業務を圧迫している状況が見受けられます。昨年度に当社が三重県から受託し実施した観光事業者へのアンケート・ヒアリング調査においても、バックオフィス業務に負担や課題を感じている事業者が多いことが明らかになりました。一方で、業務代行や外部委託に関心を持ちながらも、「自社に適した活用方法が分からない」「導入の進め方に不安がある」といった声も寄せられました。こうした状況を踏まえ、観光事業者が自社の実情に応じて、オンラインBPOやBPaaSを検討・活用できる環境を整えることが必要とされています。
本業務の概要
本業務では、三重県内の観光事業者を対象に、バックオフィス業務代行の利用促進に向けた実践的な支援を行います。具体的には、県内で宿泊施設、観光施設、体験施設、土産物店等を運営する観光事業者を対象に、オンラインBPOおよびBPaaSの導入を支援し、業務効率化と本来注力すべき業務への専念を図ります。
支援にあたっては、事業者ごとの業務内容や課題、ニーズを丁寧に整理したうえで、採用、経理、人事・労務、一般事務といったバックオフィス業務に加え、観光事業者特有の業務である国内・海外向けOTA※2の登録・運用やSNS運用などを対象に、オンラインBPOまたはBPaaSの活用を支援します。事業者がすでに利用しているシステムや業務手順を踏まえながら、業務プロセスの見直しに向けた調整・設計を行い、実際のサービス導入までを一貫して支援します。
また、県内観光事業者への普及啓発として、オンラインBPOやBPaaSに関する説明会の開催や、本業務を通じた取り組み事例の整理を行うとともに、支援結果を踏まえた課題整理や改善案を取りまとめ、次年度以降の三重県の施策検討に向けた提言を行います。
- OTA:Online Travel Agentの略称。実店舗を持たず、インターネット上で宿泊施設・航空券等の手配を行う旅行会社。
当社は、これまで多数の事業者に対し、オンラインBPOやBPaaSを活用した業務構築の伴走支援を提供してきました。また、複数の自治体と事業連携協定を締結し、地域全体の課題解決に向けた取り組みを進めています。本業務は、三重県が観光事業者の生産性向上や人材確保につなげるために取り組む、オンラインBPOやBPaaS活用促進の先進的な取り組みです。当社がこれまでの経験で培ったノウハウを活かすことで、三重県の観光産業の課題解決を目指すとともに、今後も、こうした取り組みを通じて、人材不足や業務の属人化といった社会課題を解決し、地域産業の生産性向上と経済の持続的な発展に貢献してまいります。