2026/04/15
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サービス

企業向けLGBTQ+相談窓口サービス「KATAruruにじいろ相談室」を提供開始

~ 臨床心理士など専門家による相談対応と組織レポーティングを通じて、企業のDEI推進を支援 ~


「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市村 和幸、以下「パーソルビジネスプロセスデザイン」)は、企業向けLGBTQ+相談窓口サービス「KATAruruにじいろ相談室」の提供を開始します。本サービスを通じて、従業員からのLGBTQ+に関する相談に専門家が対応することで多様な悩みや不安の解決を支援するとともに、LGBTQ+当事者がはたらきやすい制度の導入や職場環境の改善を後押ししてまいります。

「KATAruru」についてはこちら https://www.persol-bd.co.jp/service/hrsolution/s-hr/service/kataruru/

背景

企業においては、2020年に施行された改正労働施策総合推進法に基づき、SOGI(性的指向・性自認)に関する侮辱やアウティングの防止措置が義務化され、また、2023年に「LGBT理解増進法」が施行されたことからも具体的な取り組みが活発化する一方で、専門知識を保有する担当者の不足などを理由に、社内のLGBTQ+相談窓口の設置は約3割※に留まっている状況です。建設業・小売業など従業員が分散して業務に従事する業界においては本社の人事部門などが声を拾いにくいという課題もあり、LGBTQ+相談窓口の設置に対するニーズが高まっています。

パーソルビジネスプロセスデザインでは、自治体における県民向けLGBTQ+相談窓口の受託運営を通じて、LGBTQ+に関する相談対応や運用に関する知見を蓄積してきました。既存のアバターメンタルケアサービス「KATAruru」を基盤とし、自治体の相談事業で得た知見を活かして、企業向けLGBTQ+相談サービスとして「KATAruruにじいろ相談室」の提供を開始します。

出典:「令和6年度 職場におけるダイバーシティ調査・推進事業 報告書」(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/content/001511340.pdf

「KATAruruにじいろ相談室」の概要

「KATAruruにじいろ相談室」は、LGBTQ+当事者本人からの相談に加え、上司や同僚など、職場で関わる方々からの相談にも対応する相談サービスです。これまで「KATAruru」で培ってきた、匿名性に配慮した運用ノウハウを活かし、第三者である臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士などの専門家がアバターを活用したオンライン面談やカメラON・OFFでの面談、チャットなど複数の相談チャネルを通じて相談に対応します。これにより、相談者の匿名性を確保しながら心理的負担の軽減を図り、多様な悩みや不安の解決を支援します。

また、相談者が希望する場合には、職場環境や制度に関する要望を企業に届けることも可能です。委託元の企業に対しては、利用状況や相談内容の傾向・職場に対する要望などを匿名化してレポーティング(適宜・月次)し、LGBTQ+当事者を含む誰もが働きやすい制度の導入や職場環境の改善を後押しすることで、SOGIハラ防止などを支援してまいります。

自治体におけるLGBTQ+相談事業の支援実績

パーソルビジネスプロセスデザインでは、「KATAruru」での相談実績を活かし、自治体における県民向けLGBTQ+相談窓口を受託運営してきました。相談対応の品質を担保する体制づくりや、利用者の特性を踏まえた相談チャネル設計、広報・啓発施策の企画・実行まで一気通貫で支援してきました。こうした知見を、本サービスの設計・運営に活かしています。

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アバターを活用したオンライン面談による相談のイメージ
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月次レポートのサンプル
●月次レポートの内容例
  • 利用状況のサマリー(実施件数、アバター・カメラON/OFFなどの相談方法の割合、利用者の年代割合など)
  • 相談内容の傾向(「セクシュアリティやジェンダー」「職場・キャリア」といったカテゴリ別の相談割合)
  • 相談内容や対応記録の抜粋・トピックス(個人を特定できない範囲で主訴や対応方法、組織改善につながる要望などを報告)

今後の展開

本サービスの提供を皮切りに、企業のDEI推進を支援するサービス(社内研修や教育プログラム、制度設計に向けたサポート、パーソルグループ施策の情報提供)などを展開していく予定です。

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
CX事業本部 HITO統括部 ヘルスケアソリューション部 石間 優仁香
(臨床心理士・公認心理師の資格保有)

従業員からのLGBTQ+に関する相談に対しては、本人の事情に加え、職場環境や周囲との関係性など複数の要素が重なるため、社内では声を上げにくいケースがあります。企業においては、相談の機会を確保するだけでなく、相談しやすい環境を構築することが重要です。「KATAruruにじいろ相談室」では、匿名性に配慮した相談チャネルと専門資格を持つ相談員による対応を通じて、相談者が安心して利用できる環境を提供します。また、相談内容を個人が特定されない形で整理し、企業が今後の施策検討に活用できる情報として還元します。今後も、相談対応で得られる知見をもとに、企業における相談体制の整備と職場環境の改善に貢献してまいります。

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アバターメンタルケアサービス「KATAruru」について

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