~住宅ローンに関する媒介業務と事務手続きのワンストップ対応で、業務効率化と生産性向上の実現に寄与~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市村 和幸、以下「パーソルビジネスプロセスデザイン」)は、金融サービス仲介業(預金等媒介業務)の登録※1が完了したことをお知らせします。
登録完了に伴い、今までは行員や特定金融機関の代理業者・仲介業者しか行うことができなかった住宅ローン利用者(以下、利用者)からのサービス相談などの問い合わせ対応や、審査手続きにおける不備確認、新サービスの提案など、当社が提供する「住宅ローン業務BPOサービス※2」の対応範囲が拡充され、幅広い業務への支援が可能になりました。- 金融サービス仲介業(預金等媒介業務)の登録とは:金融商品を適正に取り扱うための知識・経験があること、顧客情報を適切に管理できる体制が構築できていることなどを条件に、内閣総理大臣からの登録を受けた企業が、預金などの媒介業務を行うことができます。
- 住宅ローン業務BPOサービスについて:https://www.persol-bd.co.jp/service/bpo/s-bpo/service/mortgage/
パーソルビジネスプロセスデザインが金融サービス仲介業の登録に至った背景
昨今の金融業界では、顧客ニーズの多様化に伴い、個別性の高い提案や迅速な対応が求められる傾向が強まっています。しかし、繁閑差による業務量の偏りや人員コストの増加、銀行の一般職廃止の動きが広がってきたことによる事務業務の人材不足などの課題を抱えています。これらの解決策として、金融業界では業務プロセスを外部の専門企業にアウトソーシングできるBPOサービスの需要が拡大しています。
当社は過去20年以上、業務プロセス変革の知見を活かしたBPOサービスを提供しており、専門性の高い金融領域においても、適正に業務を遂行する知識と多くの実績を有しています。今回の金融サービス仲介業の登録により、住宅ローンに関する媒介業務・事務手続きをワンストップ対応で支援できるようになったことで、申込受付や審査手続など、利用者と直接接点のないバックヤード業務中心の支援から、今後は、サービス相談などの問い合わせ対応や、審査手続きにおける不備確認、新サービスの提案など、利用者との直接的なコミュニケーションを含む業務が対応可能となります。
〇「金融業界向けBPOソリューション」についてはこちら:
https://www.persol-bd.co.jp/service/bpo/s-bpo/service/finance-bpo/
〇「住宅ローン業務BPOサービス」についてはこちら:
https://www.persol-bd.co.jp/service/bpo/s-bpo/service/mortgage/責任者コメント
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
執行役員 BPO事業本部 本部長 藤原 理絵
住宅ローンオペレーションを含む事務的業務の領域においては、メガバンクに加え、
地域金融機関や地方銀行でも、アウトソーシングのニーズが急速に拡大しています。
金融業界における顧客ニーズの多様化、低金利環境の長期化など、経営課題の解決支援として、今後は媒介業務を含め、より幅広い業務に対してBPOサービスを提供します。これにより、リードタイムの短縮や複雑化する業務プロセスの改善を図り、金融機関の業務効率化と生産性向上の実現に貢献してまいります。
金融サービス仲介業とは
金融サービス仲介業は、利用者の「金融サービスワンストップ化」のニーズに応えるため、特定金融機関の代理業者・仲介業者でなくても、1つのライセンスで「銀行・証券・保険・貸金」すべての分野の金融サービスをワンストップで仲介可能とする新たな業種です。金融商品販売法が「金融サービスの提供に関する法律」(金融サービス提供法)に改正され、2021年11月に施行された際に創設されました。金融サービス仲介業は、預金等媒介業務、保険媒介業務、有価証券等仲介業務または貸金業貸付媒介業務のいずれかを業として行うことをいい、当社は預金等媒介業務の登録を受けています。