~AIエージェントを日常業務に適用することで圧倒的な生産性向上を実現~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市村 和幸、以下「パーソルビジネスプロセスデザイン」)は、企業を対象にAIエージェントの業務への適用から開発・内製化までを伴走型で支援し、AIトランスフォーメーション(以下「AX」)を促進する「AIエージェント導入・活用コンサルティングサービス」を2025年8月27日より提供開始いたします。
本サービスは、長年にわたり多くの企業の業務改善やDXを支援してきたパーソルビジネスプロセスデザインが、業務に最適化したAIエージェントの導入・活用を伴走型で支援します。従来ひとが行っていた日常業務の判断から実行までを包括的に自動化することで、圧倒的な生産性向上を可能にします。さらに、本サービスを通じて企業のAXを推進し、複雑なワークフローを最適化・自動化することで、業務の効率化を実現します。
背景
近年、急速に進化するAI技術を活用して、生産性や付加価値を向上させる取り組みが企業間で加速しています。特に自律的に最適なアクションを提案・実行できるAIエージェントへの注目度は高まっています。
Allganize Japan株式会社の「企業におけるAIエージェント導入」に関する調査(*)によれば、「すでに導入している」企業は12.8%に達し、「実証実験段階」「導入検討中」「情報収集段階」などを含めると、半数以上の企業がAIエージェントの活用を視野に入れていることが発表されています。
一方で、「生成AIを導入しても業務で使われない」「最適な適用業務の見極めが難しい」「活用に必要なスキルやノウハウが不足している」といった課題を抱える企業も少なくありません。特に、AIエージェントを導入後の業務への実装や社内浸透に必要な専門スキルの習得が、多くの企業にとって大きなハードルとなっています。
このような課題を解決するため、パーソルビジネスプロセスデザインは企業の業務特性に適した「AIエージェント導入・活用コンサルティングサービス」を提供し、AXを推進し生産性向上を実現します。
※ https://www.allganize.ai/ja/ja-news/20250425
サービス内容
本サービスは、AXの推進を担う担当者を対象に、既に導入されている生成AI環境や業務特性、活用状況に応じて最適な支援を行います。具体的には、生成AI/AIエージェントを活用する業務領域の選定からアプリケーション開発、業務への実装や運用定着、さらには内製化に向けた研修までを伴走型でサポートし、ニーズに合わせた包括的なサービスを提供します。
特徴
業務コンサルティング(BPR)や生成AIの専門知見を保有するコンサルタントがAIエージェント導入を支援
業務設計や改善、ワークフローの再構造化などのコンサルティングに加え、生成AIを活用したDX推進のノウハウを活かし、検討段階から導入・開発、内製化、運用まで各フェーズで最適な施策を提案、AIエージェントの業務適用を包括的にサポートします。
業務特性に最適化したAIエージェントを日常業務に活用し、本質的な業務工数を削減
日々の業務に即したアプリケーションを開発・導入することで、従来ひとが対応することで発生していた工数を大幅に削減し、生産性を向上させます。また、すでに導入しているCRM/SFAなどの外部システムとも連携を可能にし、企業の業務特性に合わせたAXを推進します。
すでに導入しているAI環境や社員のスキルレベル、運用状況に合わせたサービスを提供
生成AIの導入状況や社員のスキルレベルに応じて、最適な支援スタイルとコンテンツを提供します。さらに、内製化を見据えた研修を提供するなど、ニーズに合わせた導入・活用プロセスを包括的に支援します。
AIエージェント導入・活用コンサルティング |
コンサルタントが、生成AIやAIエージェントで自動化・効率化が可能なタスクを分析・選定し、最適な生成AIの活用計画と日常業務への具体的な適用方法をコンサルティングします。さらに、オンボーディングから運用までを伴走型で支援し、最終的な成果創出までを一貫してサポートします。 |
AIエージェント開発支援 | 分析・選定したドメインをもとに、企業が抱える業務特性を踏まえて要件設計を行い、複雑なタスクやワークフローを自律的に遂行するAIエージェントアプリを開発します。 |
内製化支援 | 生成AIの基本概念や最新トレンドを学ぶ基礎研修から、業務を洗い出してAI活用領域を明確にするための棚卸プロセス、実際のAIアプリケーション開発までを、座学・ハンズオン・ワークショップなど、多彩な形式でサポートします。スキルレベルやニーズに合わせて柔軟な学習プログラムを設計することで、組織全体が生成AIの導入効率や活用効果を最大限に高められるよう内製化を支援します。 |
AIアプリを活用して業務の中で実現できること
・自律型AIによる業務の自動化(AIエージェント)
自律型AIエージェントを開発・導入することで、繰り返しの多い作業や定型業務、情報検索を高度に自動化できます。さらには、事前に定義したオペレーションロジックに基づいて判断を行うため、人的ミスの大幅な削減や意思決定のスピードアップが期待できます。社員の負担を軽減し、よりクリエイティブな業務へ集中するための時間とリソースを確保できます。
・AIチャットボット
ユーザーからの複雑な質問にも迅速かつ的確な回答が可能になります。自社データや業務マニュアル等、リアルタイムで回答を生成するため、社内からの問い合わせ対応だけでなく、顧客対応でも大きな効果を発揮します。対応時間の短縮や人件費の抑制につながるだけでなく、顧客満足度の向上にも寄与します。
・ワークフロー
LLM(大規模言語モデル)を既存のワークフローに組み込むことで、自然言語での指示や情報入力をAIが理解・解析し、複数のタスクをシームレスに連携できます。これにより、従来は人を介していたシステム間のやり取りやタスク遂行の部分を大幅に短縮し、エラーの減少や対応スピードの向上を実現します。
本サービスの活用例(メディアに掲載するコラムの企画・執筆のAIエージェント導入例)
自社メディア掲載コラムの「企画・執筆・レビュー」といった一連の工程をAIエージェントが対応することで、1記事あたり約11時間かかっていた作業を約2時間に短縮し、約9時間分(約82%)の工数を削減が可能です。月に20本の記事を掲載する場合では、従来では合計約220時間かかっていた作業が、AIエージェントの導入後は約40時間で対応が可能です。
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当社の『ゼロ化』のサービスについて
パーソルビジネスプロセスデザインでは、あらゆる業種・業界のDXを推進にむけた「ゼロ化」サービスを提供しています。「ゼロ化」とは、ビジネスプロセスにおける工数を徹底的に“ゼロ”に近づけ、広範囲にわたるプロセスDXを実現する考え方です。
この理念のもと、当社は企業のDXや業務変革に向けた高度なソリューションデザインから、開発・PoC(概念実証)、業務実装・定着化までをワンストップで支援し、企業が抱える幅広い課題に対応しています。これまで培ってきた経験と知見を活用しながら、業務やツール連携型の自動化ソリューションを提供する各種パートナー企業とも連携し、さらにミドルバック業務を含む多様な領域のお客様に対して高品質なDXサービスを提供してまいります。
今後も「ゼロ化」によるプロセスDXを通じて、単に現場の生産性を向上させるだけでなく、中長期的な企業価値の向上にも貢献してまいります。