ABMで売上を最大化【営業責任者向け】成果を底上げする新戦略

ABMで売上を最大化【営業責任者向け】成果を底上げする新戦略

「営業とマーケティングの連携がうまくいかず、機会損失が起きている気がする…」
「営業担当者の頑張りや個人のスキルに、成果が左右されてしまう…」
「売上が頭打ちで、次の打ち手が見つからない…」

営業責任者として、このような根深い課題に頭を悩ませてはいませんか?

もし一つでも心当たりがあるのなら、その状況を打開する鍵は「ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)」という新しい戦略にあるかもしれません。

ABMとは、やみくもに網を広げるのではなく、自社にとって最も価値の高い優良企業に狙いを定め、組織全体でアプローチする極めて戦略的なマーケティング手法です。

本記事では、このABMの基本概念から、失敗しないための具体的な導入ステップ、そして営業組織全体の成果を底上げする秘訣までを徹底解説します。貴社の売上を最大化するための、新たな道筋がきっと見つかるはずです。

目次

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    ABMとは?基本概念と注目される背景

    ABMとは「Account Based Marketing(アカウント・ベースド・マーケティング)」という言葉の略称です。

    これは、あらかじめ定めた特定の企業をターゲットとして、集中的にアプローチを仕掛けていく、BtoBに特化した戦略的なマーケティング手法を指します。

    従来のマーケティングが、まずは広く浅く網を投げて、かかった魚の中から有望なものを選別するような手法だったのに対し、ABMは全く逆の発想から生まれています。

    つまり「優良なお客様になりうる企業」を最初からリストアップし、その企業に所属している複数の関係者の方々に対して、非常にきめ細やかなアプローチを展開していくのです。
    このABMという手法が、なぜ今これほどまでに注目を集めているのでしょうか。

    その背景には、市場が成熟し、多くの製品やサービスが似通ってきてしまった「コモディティ化」という時代の流れがあります。

    情報がインターネット上に溢れかえる現代において、企業が一つの製品やサービスを購入する際の意思決定プロセスは、ますます複雑になっています。

    もはや一人の担当者だけで決めることは少なくなり、複数の部署や様々な役職の方々が関与するようになりました。

    だからこそ、個々の担当者という「点」でアプローチするのではなく、企業全体を一つの「面」として捉え、組織的にアプローチしていく必要性が高まっているのです。


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    1-1. アカウントを標的とする戦略的マーケティング手法

    ABMが持つ最大の特徴は、その名前が示す通り、マーケティング活動の出発点を「アカウント」、つまり特定の企業に据えるという点にあります。

    この考え方を、身近な「漁」に例えてみると、その違いがより分かりやすくなるかもしれません。

    従来のマーケティング手法は、まず不特定多数の個人に向けて発信し、その中から興味を示してくれた人を選び出していく、いわば「網を投げる漁」のようなものでした。
    一方、ABMは、最初から「この一匹の大物を釣り上げる」と心に決め、最も効果的なエサと仕掛けを用意して狙い撃ちする「一本釣りの漁」に例えることができます。

    具体的には、まず自社の製品やサービスを導入していただくことで、理想的な企業グループを「ターゲットアカウント」として定義します。

    そして、そ現在どのような経営課題を抱えているのか、どのような事業戦略を描いているのか、組織はどのような構造になっているのかといった情報を深く分析します。

    その上で、専属コンサルタントであるかのように、課題解決に直結する有益な情報や具体的な提案を、最もふさわしいタイミングで、最も影響力のある人物に届けていくのです。

    お客様のビジネスの成功に深く寄り添い、長期的なパートナーとしての信頼関係を築き上げることを目指す、極めて戦略的なアプローチと言えるでしょう。


    1-2. 従来のマーケティング手法との決定的な違い

    ABMと、これまで多くの企業で採用されてきた従来のマーケティング手法との間には、決定的と言える違いが存在します。

    それは、アプローチの「方向性」が全くの正反対であるという点です。

    従来のBtoBマーケティングの多くは「デマンドジェネレーション」と呼ばれ、まずはできるだけ多くの見込み客(リード)を獲得することを最初の目標に掲げます。
    そして、集めたたくさんのリードの中から、継続的にコミュニケーションを取り、関係性を温め、特に有望だと判断されたリードを営業部門に引き渡す、という流れをたどります。

    これは、まるで大きな「漏斗(ファネル)」のように、上から大量のリードを注ぎ込み、段階的に絞り込んでいくイメージです。

    一方でABMは、このプロセスを完全に逆転させます。

    最初に「最も成約に結びつけたい優良企業」を特定し、どのような情報が必要か、誰に接触すべきかを考え、逆算してすべてのマーケティング活動や営業活動を設計していくのです。

    つまり、デマンドジェネレーションが「量」を重視しているのに対し、ABMは最初から「質」を優先し、選び抜かれたアカウントに対して、集中投下する点が異なっているのです。


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    営業組織が変わる!ABM導入がもたらす4つのメリット

    ABMを導入するということは、単にマーケティングのやり方が一つ新しくなる、というだけにはとどまりません。

    そのインパクトは、営業組織そのものの在り方や日々の働き方を大きく変革し、ひいては企業全体の成長スピードを加速させるほどの力を持っています。

    これまで多くの企業で長年の課題とされてきた、マーケティング部門と営業部門の連携不足といった根深い問題を、根本から解決する可能性を秘めているのです。
    具体的には、これまで別々の目標を追いかけていたマーケティング部門と営業部門が、共通のゴールを持つことで、部門間の情報共有が飛躍的に活発になります。

    その結果、マーケティング部門の活動は、より営業成果に直結する質の高いものへと進化し、より戦略的で効果的なものへと変わっていくでしょう。

    このように、ABMは部門間に存在する見えない壁を取り払い、会社全体が一丸となってお客様と向き合うための強力な仕組み(フレームワーク)となるのです。


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    2-1. 営業とマーケティングの連携強化による機会損失の削減

    多くの企業において「マーケティング部門が集めてくるリードは数が多くても質が低い」といった、部門間の対立や認識のズレは、残念ながら日常的に起こりがちです。

    ABMは、このような根深い問題を解決するための特効薬となり得る存在です。

    なぜなら、ABMを実践する上での最初のステップとして、営業部門とマーケティング部門が膝を突き合わせて、共同でターゲットとする企業を選定するからです。
    この「誰を狙うか」という、ビジネスにおいて最も重要な意思決定を共に行うプロセスを通じて、両部門の担当者は自然と強い連帯意識を持つようになります。

    この意識が生まれれば、その後の行動も変わります。

    マーケティング部門は、営業部門が本当にアプローチしたいと熱望している企業の情報をピンポイントで収集し、その企業の関心を高めるための的確な施策を実行します。

    一方、営業部門は、具体的な内部情報やキーパーソンの最近の動向といった貴重なインサイトを基に、最も効果的なタイミングでアプローチを仕掛けることができるようになります。

    これにより、せっかくのビジネスチャンスを「連携がうまくいかなかった」といった社内的な理由で逃してしまう「機会損失」を劇的に減らすことが可能になるのです。


    2-2. 投資対効果(ROI)の最大化と顧客生涯価値(LTV)の向上

    ABMは、マーケティングや営業活動に投じる貴重なリソースを、最も成果が見込める領域、つまり優良顧客になりうる企業群に集中させるアプローチです。

    そのため、投資した費用に対してどれだけの利益が生まれたかを示す指標、いわゆるROI(Return on Investment)を劇的に高める効果が期待できます。

    従来の広く浅くアプローチする手法では、残念ながら自社の顧客になる可能性が低い層に対してもコストを投じてしまうケースが少なくありませんでした。
    しかし、ABMでは、最初から成約の確度が高いと見込まれる優良企業にターゲットを絞り込むため、このような無駄なコストを大幅に削減できるのです。

    さらに、ABMの真価は、一度きりの取引で終わらせない点にもあります。

    この手法は、顧客との長期的な関係構築を非常に重視します。

    ビジネスパートナーとして継続的に価値を提供し続けることで、より高額な商品へ乗り換えていただく「アップセル」といった、さらなるビジネスチャンスが生まれやすくなります。

    こうした積み重ねにより、一社のお客様が、その生涯にわたって自社にもたらしてくれる利益の総額、すなわちLTV(Life Time Value)を最大化することが可能になるのです。


    2-3. 顧客との関係性を深めるパーソナライズされた体験

    情報が洪水のように押し寄せる現代において、私たちは誰もが、自分に直接関係のない画一的なメッセージには見向きもしなくなっています。

    ABMがもたらす大きなメリットの一つは、ターゲット企業に対して、パーソナライズされた、まるで老舗旅館の「おもてなし」のような特別な体験を提供できる点にあります。

    ABMを実践する際には、ターゲットアカウントの事業内容や業界内での立ち位置、さらには意思決定に関わるキーパーソンの経歴まで、徹底的にリサーチを行います。
    その上で、具体的で相手の心に響く、血の通ったメッセージを届けるのです。

    これは、不特定多数に一斉送信されるメールマガジンなどとは全く次元の異なるコミュニケーション体験です。

    このようなアプローチを受けた顧客は「この会社は、自分たちのことを深く理解してくれている」と感じ、強い信頼感を抱くようになります。

    こうした特別なコミュニケーションを丁寧に積み重ねていくことを通じて、ビジネスの成功を共に目指す強力なパートナーシップを築き上げていくことができるのです。


    2-4. 効率的なリソース配分で生産性を高める

    営業担当者やマーケティング担当者が一日に使える時間やエネルギーは、決して無限ではありません。

    限られたリソースの中で最大限の成果を生み出すためには、何に力を注ぎ、何を思い切って捨てるかという、戦略的な判断が不可欠です。

    ABMは、このリソース配分を最適化し、組織全体の生産性を高める上で非常に有効な手法と言えるでしょう。

    従来の手法では、営業担当者は、一件一件電話をかけたり、定型文のメールを送ったりと、効率的とは言えない活動に多くの時間を費やさざるを得ない状況がありました。
    しかし、ABMを導入すれば、状況は一変します。

    マーケティング部門が事前に厳選し、すでにある程度の関係性を温めてくれた質の高いアカウントだけに集中してアプローチできるようになるからです。

    これにより、営業担当者は一件の商談にかける準備時間を十分に確保できるようになり、結果として提案の質も格段に向上します。

    無駄な動きが劇的に減り、一人ひとりの営業担当者がより価値の高いクリエイティブな活動に時間を使えるようになるため、組織全体の生産性が飛躍的に向上するのです。


    失敗しないためのABM導入実践5ステップ

    ABMは、正しく運用すれば絶大な効果を発揮する非常に強力なマーケティング戦略ですが、その導入と実践には、計画的かつ段階的なアプローチが求められます。

    単に経営層が「明日からABMを始めよう」と号令をかけるだけでは、現場が混乱するばかりで、期待した成果を得ることは難しいでしょう。

    ABMを成功に導くためには、しっかりとした準備と、明確に定められたプロセス設計が何よりも不可欠です。
    ここでは、ABMの導入で失敗しないための、具体的で実践的な5つのステップをご紹介します。

    このステップを一つひとつ着実に実行していくことで、ABMという新しい強力なエンジンをスムーズに組織に組み込み、会社を持続的な成長軌道に乗せることが可能になります。

    これからABMに本格的に取り組もうと考えている方は、ぜひこの5つのステップに沿って、自社の活動を一度見直してみてください。


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    3-1. Step1. ターゲットアカウント(理想の顧客像)の明確化

    ABMという新たな航海の旅は、すべての始まりである「どの企業をターゲットにするか」を決定することからスタートします。

    この最初のステップが、ABM全体の成否を左右すると言っても決して過言ではありません。

    ここで極めて重要になるのが「理想の顧客像(ICP:Ideal Customer Profile)」を明確に定義することです。

    ICPとは、簡単に言えば、自社の製品やサービスによって最も大きな価値を感じていただけて、かつ長期的に良好な関係を築ける可能性が高い企業プロファイルのことです。
    これを定義するためには、まず過去に受注したお客様の中で、特に満足度が高く、自社への利益貢献も大きかった優良企業をリストアップし、その共通項を徹底的に洗い出します。

    さらに、その分析結果に、市場の成長性といった客観的なデータも加味して、今後、会社として注力すべきターゲットアカウントの具体的なリストを作成します。

    このリストこそが、今後のマーケティング活動と営業活動のすべてが準拠する、道しるべとなる「北極星」のような役割を果たしてくれるのです。


    3-2. Step2. アカウント情報の収集とキーパーソンの特定

    ターゲットアカウントのリストが完成したら、次に行うべきは、リストアップされた各アカウントに関する徹底的な情報収集です。

    これは、いわば本格的なアプローチを仕掛ける前の「偵察活動」と呼べるでしょう。

    このステップの目的は、ターゲット企業を深く、多角的に理解し、効果的なアプローチ戦略を立てるための強固な土台を築くことにあります。

    まずは、その企業の公開されている信頼性の高い一次情報にしっかりと目を通し、その企業がどのような事業戦略を描き、どこへ向かおうとしているのかを正確に把握します。
    次に、業界専門誌のニュースや競合他社の動向、SNS上での評判なども幅広く調査し、その企業が置かれている外部環境を立体的に理解します。

    そして、このステップで最も重要なのが、その組織の中で、誰が購買の意思決定に影響力を持っているのか、つまり「キーパーソン」を特定することです。

    最終的な決裁権を持つ役員など、複数のキーパーソンの役職や役割、それぞれの関心事を事前に特定しておくことで、後のアプローチが格段に的を射たものになるのです。


    3-3. Step3. 各アカウントに合わせたコンテンツとチャネルの設計

    ターゲットアカウントと、その中にいるキーパーソンに関する深い理解が得られたら、いよいよ彼らの心に響くメッセージを届けるための具体的なプランを設計する段階に入ります。

    このステップでは「何を(コンテンツ)」「どのように(チャネル)」伝えるかという、コミュニケーションの核心部分を考えていきます。

    ここで作成するコンテンツは、誰にでも当てはまるような画一的な製品パンフレットではありません。

    Step2で収集した情報に基づいて、各アカウントが抱えているであろう特定の課題にピンポイントで寄り添った、オーダーメイドのコンテンツを作成します。
    例えば業界特化型のホワイトペーパーや、特定の役職者向けに「CFOが今知るべき、最新のコスト削減事例セミナー」といった企画が考えられます。

    そして、せっかく作成した価値あるコンテンツを、ターゲットに確実に届けるためのチャネル(経路)も慎重に選びます。

    キーパーソンが情報収集によく利用するビジネスSNSで広告を配信するなど、ターゲットに最も効果的な方法を複数組み合わせてアプローチプランを設計することが重要です。


    3-4. Step4. 施策の実行と営業部門へのスムーズな連携

    綿密な計画を立てたら、いよいよそれを実行に移すフェーズです。

    Step3で設計したコンテンツとチャネルのプランに基づき、マーケティング部門が中心となって、ターゲットアカウントに対する一連のアプローチを開始します。

    ターゲットを絞り込んだWeb広告の配信、パーソナライズされたメールキャンペーンの実施、オンラインセミナーの開催など、様々な施策を組み合わせて、計画的に実行していきます。

    この実行ステップにおいて最も重要になるのは、各施策の進捗状況や、ターゲットアカウントからの反応を、リアルタイムで営業部門と共有する仕組みを構築することです。
    ITツールを活用し、マーケティング活動によって得られた顧客の関心事といった情報を、担当の営業がいつでも手元で確認できる状態にしておくことが理想的です。

    このような仕組みがあれば、営業担当者は、ターゲットアカウントの関心度が最も高まった絶好のタイミングを逃すことなくアプローチを開始することができるのです。


    3-5. Step5. 効果測定(KPI設定)と改善サイクルの実行

    ABMは「一度実行したら終わり」という打ち上げ花火のような施策ではありません。

    実行した施策の結果を客観的なデータで評価し、そこから得られた学びを次のアクションに活かしていく「改善サイクル」を回し続けることが、成功への唯一の道と言えます。

    そのためには、施策を開始する前の段階で、何を以てその施策の成功とするか、つまり「KPI(重要業績評価指標)」を明確に設定しておく必要があります。

    従来のマーケティングで重視されがちだったリードの獲得数や広告のクリック率といった指標だけでなく、ABMでは、よりビジネスの最終的な成果に直結する指標が重要になります。
    例えば、ターゲットアカウントのWebサイトへのエンゲージメント、商談化に至ったアカウントの数(商談化率)、一件あたりの受注金額、そして契約に至るまでの期間などです。

    これらのKPIを定期的にモニタリングし、営業部門とマーケティング部門が合同でレビュー会議を開き「何がうまくいき、何がうまくいかなかったのか」を真剣に議論します。

    この地道なPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを回し続けることこそが、ABMの精度を徐々に高め、組織に大きな成果をもたらす本質的な原動力となるのです。


    ABMの成果を最大化するセールスイネーブルメント

    ABMという高度な戦略を導入し、どれだけ質の高い商談機会を創出したとしても、最終的に顧客と対峙し、契約というゴールテープを切るのは営業部門の役割です。

    もし、バトンを受け取る営業担当者が、その絶好の機会を活かすだけのスキルや知識、十分な準備ができていなければ、ABMに投じた多大な投資は水泡に帰してしまいます。

    つまり、ABMの成果を最大化するためには、マーケティング戦略の高度化と同時に、それを受け止めて完遂する「営業組織の強化」が不可欠なのです。
    ここで非常に重要になるのが「セールスイネーブルメント」という考え方です。

    これは、営業担当者が継続的に高い成果を上げ続けられるように、効果的なトレーニングなどを、会社が組織的に提供し、支援する一連の取り組み全体を指します。

    ABMとセールスイネーブルメントは、両者がうまく噛み合って力強く回転して初めて、組織は目的地に向かって前進することができるのです。


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    4-1. ABM成功の鍵は「実行できる」営業組織の構築

    ABMを本格的に導入すると、営業担当者に求められる役割も、これまでとは大きく変化します。

    これまでは、数多くの見込み客に対して手当たり次第にアプローチしていく「狩猟型」の営業スタイルが主流だったかもしれません。

    しかし、ABM環境下における営業担当者には、ビジネスパートナーとしてお客様の課題解決に深く関わっていく「農耕型」のアプローチが求められるようになります。
    そのためには、自社の製品知識が豊富なだけでは不十分です。

    顧客が属する業界の動向やビジネスモデルを深く理解する力など、より高度で複合的なスキルが必要不可欠となります。

    これらの高度な能力は、もはや個々の営業担当者の才能やセンス、あるいは個人の努力だけに頼るべきではありません。

    組織として、これらの能力を体系的に育成・支援する仕組みこそが、ABMを真に成功させるための最後の、そして最も重要な鍵となるのです。


    4-2. 現場起点のセールスイネーブルメントで組織全体の成果を底上げ

    「実行できる」営業組織を構築するための具体的なアプローチが、セールスイネーブルメントです。

    この取り組みを成功させる上で重要なのは、実際にお客様と向き合っている「現場」を起点に考えることです。

    現場で常に高い成果を上げているハイパフォーマーは、一体どのような知識を持ち、どのようなツールを使いこなし、どのようなプロセスで商談を進めているのでしょうか。

    その成功の秘訣を解き明かして形式知化し、組織全体の標準的なベストプラクティスとして共有・展開していくのです。
    また同時に、現場の多くの営業担当者が日々感じている課題を丁寧に吸い上げ、トレーニングプログラムの改善に反映させていくことも極めて重要です。

    セールスイネーブルメントを粘り強く実践することで、一部のスタープレイヤーの活躍に頼る属人的な組織から脱却し、組織全体の営業力を底上げすることが可能になります。

    ABMによって創出された貴重な商談機会を、確実に成果へと結びつける、強い営業組織を構築しませんか。

    まずは、私たちのソリューションが、貴社の営業力強化にどのように貢献できるか、ぜひ資料をダウンロードしてご確認ください。

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