採用代行とはどのようなもの?依頼できる業務とおすすめの代行会社12選を徹底解説!

採用代行とはどのようなもの?依頼できる業務からおすすめの代行会社12選まで徹底解説!

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    採用代行(RPO)とは?

    採用代行とは、企業における採用活動の一部、またはすべてを、企業に代わっておこなう採用支援サービスのことです。


    昨今、人手不足が深刻な問題となっており、どの企業も優秀な人材を確保するのに苦戦しています。とくに中小企業においては、その傾向が強いでしょう。


    そこで、採用に関する知識やノウハウ、採用市場の情報を豊富に持つプロに外部委託することで、効率的かつ有益な採用につなげるのが「採用代行」です。自社のリソースや負担も削減でき、採用活動の質も上がるため、多くの企業が活用しています。

    採用代行(RPO)で依頼できる業務

    採用代行に依頼できる業務としては、以下のようなものがあります。

    • 採用計画・採用戦略の立案
    • 求人内容の作成・掲載
    • 母集団形成
    • イベント代行
    • ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)
    • 候補者・エージェント管理
    • 書類選考・面接支援

    採用代行会社によってサービスの範囲はさまざまです。採用活動を全般的にサポートしてくれる会社もあれば、部分的にのみ対応している会社もあります。

    2-1. 採用計画・採用戦略の立案

    採用代行は、自社の現状や課題などを加味した上で、自社に最適な採用計画・戦略の立案をおこなってくれます。


    社員のインタビューなどを通して自社で活躍できる人材を定義し、採用市場の最新状況も踏まえながら、採用ターゲットを明確化していきます。


    採用に関する知見が乏しく、採用計画や戦略をしっかりと策定できなければ採用活動の長期化は避けられないでしょう。しかし、採用代行を活用し専門知識・知見に富んだプロの力を借りることで、自社に十分なノウハウがなくとも有効な選考・採用をおこなえるようになるのです。

    2-2. 求人内容の作成・掲載

    採用代行では、求人内容を作成し、その求人票を掲載する業務も代行可能です。


    プロが豊富な知見に基づき、自社の採用計画・戦略に沿いながら、採用ターゲットに刺さる求人票を作成してくれます。自社で作成する場合と比較し、応募者数の向上が期待できるでしょう。

    求人を載せる媒体の選定も、自社の事業内容や採用ターゲットに合わせておこなってくれます。媒体への掲載・管理を依頼することで、自社の負担を大きく減らせるのは、タスク管理の面でも魅力的です。

    2-3. 母集団形成

    採用代行では、母集団形成もおこなってくれます。

    母集団形成とは、自社の事業や求人内容に興味を持つ候補者を集めることです。採用代行サービスでは、長年培ってきたノウハウを活かした質の高い母集団形成ができます。

    ただ数を集めるのではなく自社の特徴や採用ターゲットを理解した上で母集団形成をしてもらえるため、採用につながりやすく、採用後の人材定着にも効果的でしょう。


    自社だけで母集団形成を実施すると、数の少なさと質の低さといった問題が生じてしまうことも少なくありませんので、採用代行を活用するすることで数と質の両側面において高クオリティな母集団形成をしてもらえます。

    2-4. イベント代行

    採用代行会社によっては、企業説明会など採用に関わるイベントの運営を代行してくれるところもあります。


    その場合、説明会に必要なプレゼン資料やスライドショーの作成、案内告知などイベントにまつわる業務全般を依頼可能です。イベントの日程調整など進行面も担ってくれるため、「イベントに時間を取られてほかの業務に手を回せない」といった課題を解決できます。

    2-5. ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)

    採用代行では、優秀な人材に向けたダイレクトソーシングも実施してくれます。

    スカウトなどを通じて企業側から候補者にアプローチするダイレクトソーシングは、人材不足な昨今において非常に有効な手段の1つです。 

    しかし、ダイレクトソーシングには多くのリソースが必要になるため、担当者の負担が大きく、対応が後回しになってしまう企業も少なくありません。そこで、ダイレクトソーシングに関する業務を委託することで、自社の負担を軽減しつつ、質の高い人材へのアプローチが可能になるでしょう。

    具体的な方法や対応範囲は企業によって異なり、膨大なデータベースの中から自社の採用ターゲットとして相応しい人材を探し出し、その後の採用業務全般を支援してくれる場合もあります。


    そのような企業に依頼すれば、スカウトメールの文面考案やコンタクト、返信対応、選考のフォローなどを代行してもらえるため、自社の工数を大幅に省くことができるでしょう。

    2-6. 候補者・エージェント管理

    採用代行では、候補者やエージェントの管理もおこなってくれます。

    候補者やエージェントの管理も企業にとって大きな負担となる業務です。採用人数の多い求人や、ニッチな業種・職種ではとくにその傾向が顕著でしょう。

    採用代行では、以下のような項目をデータ化し候補者をきめ細やかに管理します。

    • 応募総数の管理
    • 各候補者の選考フロー・ステータス
    • 候補者へのアプローチ状況(連絡の有無、など)

    各候補者の面接日程調整などもおこなってくれます。


    会社によっては、高度な分析をしてくれるところもあるようです。どの候補者がどのエージェントからの紹介か、どのエージェント経由での選考通過率が高いか、などを分析してもらえます。

    成功事例、失敗事例を分析し、施策に反映させていくことで、今後の採用活動の質を高められるでしょう。

    2-7. 書類選考・面接支援

    候補者の書類選考や、面接業務の支援を実施する代行会社もあります。

    「社内に面接官を担える人材が不足している」
    「面接にかかる工数(負担)を削減したい」

    といった際に代行会社へ依頼することで、負担を軽減することが可能となるでしょう。ただし、選考・面接業務を委託する際には次のような問題も懸念されますので、注意が必要です。


    • 社内の雰囲気や風土が候補者に伝わりづらい
    • 採用ターゲットの要件にブレが生じる
    • 採用後のミスマッチにつながる恐れ

    そのため、自社の事業や理念をしっかりと理解してくれる代行会社を選ぶようにしましょう。また、代行会社の担当者と、密でこまめなコミュニケーションを取ることも重要です。

    2-8. 内定後のフォロー

    採用代行に依頼できる業務には、採用プロセスの後工程にあたる“内定後のフォロー”も含まれます。

    具体的には、以下のような業務が依頼可能です。

    • 内定後のメールアプローチ
    • 内定者へのフォロー
    • 入社前研修の調整作業
    • 入社案内
    • 入社書類の作成・準備
    • 入社日の調整

    内定者のフォローを委託することで、不足している人員分の採用にリソースを注げるようになります。

    採用のプロが内定者とコミュニケーションをとり、入社に対する不安や疑問に対するフォローもしてくれるので、内定辞退の抑制においても効果的でしょう。

    採用代行(RPO)を利用するメリット

    採用代行を利用するメリットは主に4つあります。

    1. 採用にかかる工数・コストの削減ができる
    2. 質の高い採用活動に取り組むことができる
    3. 最適な採用プロセスを学ぶことができる
    4. 内定・入社後の定着率の改善が期待できる

    採用活動には、多くの工数やコストがかかってしまうものです。採用代行に依頼することで、そうした工数・コストを大幅に削減できます。その結果、採用以外のコア業務に多くのリソースを割けるようになり、業務効率化にもつながるでしょう。

    質が高く効果的な採用活動をおこなえるのも、採用代行の利点です。代行会社は、採用市場の最新動向や、転職サイトのノウハウ・データ、さまざまな企業の成功事例や失敗事例も情報として多く持っています。そうした豊富な知見を持つプロに採用活動を代行してもらうことで、数・質の両側面に優れた採用活動が実現可能です。


    ただ代行してもらえるだけでなく、採用プロセスを学べる点もメリットです。採用に関して高い知見を持つ代行会社と関わる中で、採用計画の立案から選考プロセス、内定、内定後のフォローに至るまで、専門的な内容を間近で学べます。学んだ知見を自社の施策にも反映させることで、契約終了後も自社での自走がしやすくなるでしょう。


    採用代行では選考時はもちろん内定後にも内定者への丁寧なフォローをおこなってくれるため、採用後の社員定着にも期待できます。また、採用計画の段階から自社に合ったターゲットの選定を綿密におこなっていくため、採用後の更なる定着率アップにもつながるでしょう。

    採用代行(RPO)を利用するデメリット

    多くのメリットがある一方で、思わぬデメリットを被る場合もあります。

    代表的なデメリットとして以下の4つが挙げられます。

    1. 契約時、運用時の際にコストがかかる
    2. 採用業務に関するノウハウが社内に蓄積されにくい
    3. 採用要件への認識のズレから失敗につながるリスクがある
    4. 内定者との関係構築が図りにくい

    採用代行会社に依頼するには、相応の費用がかかります。サービス提供の範囲によって費用が異なるので、自社に必要な業務範囲はどこからどこまでかを明らかにした上で、必要な範囲のみを依頼するとよいでしょう。

    採用代行会社にすべてを依存してしまうと、自社に採用活動のノウハウが溜まりづらい点もデメリットといえます。今後のことも考え、採用代行会社と常にコミュニケーションをとる、情報共有をこまめにしてもらうようにする、といった工夫が必要です。コンサル型の採用代行を検討するのも有効でしょう。


    採用代行会社と互いに理解が深まっていなければ、効果的な採用活動どころか、失敗に終わるリスクもあります。双方に認識のズレが生じないよう、事前の綿密な打ち合わせだけでなく、選考途中にもこまめに認識を共有していくことが大事です。


    応募時〜選考時の候補者対応、内定後のフォローまでをもすべてて採用代行会社に委ねてしまうと、内定者との関係を築きにくい点にも注意しましょう。候補者対応のすべてを採用代行会社に依頼するにしても、自社も伴走する形で共にコミュニケーションを取っていく姿勢が大切です。

    このように、運用をしていく上で生じる可能性があるデメリットではありますが、委託先との密な連携を取ることで解決可能なものも多くありますので、配慮しつつ利用していくことが望ましいといえます。

    採用代行(RPO)の料金システム

    採用代行の主な料金システムとしては以下の3つです。

    • 定額制
    • 成果報酬制
    • 従量単価請求制

    各料金形態の特徴や費用目安について解説していきます。

    5-1. 定額制

    定額制とは、毎月支払う料金が固定されており、利用する期間に応じて料金が発生する料金形態です。

    一般的には、利用するサービスの範囲によってパッケージ化されたプランが組まれており、その中から自社のニーズに応じてプランを選択します。


    追加料金などはかからないことが多いため、費用が明確である点がメリットです。相場は、提供するサービスの範囲によって大きく変動し、月10万円〜70万円ほどが目安でしょう。依頼費用に加えて初期費用がかかる場合もあります。


    5-2. 成果報酬制

    成果報酬制とは、その名の通り、成果に応じて料金が発生する料金形態です。

    一般的に採用が決まった時点で費用が生じますので、選考段階では料金が発生しないものの、採用決定の際にまとまった金額が必要となる点が特徴です。そのため、他の料金体系と比べて割高になることもあります。

    成果報酬制を選択する場合は、確実に採用につなげたい、成果に対してのみ費用を支払いたいという際におすすめです。

    なお報酬(費用)は代行会社によって異なり、採用した人材に支払う年収の10%を成果報酬と設定している場合もあります。また、選考プロセスごと、例えば面接に進んだ時点で料金が発生する仕組みとなっている代行会社もあります。

    5-3. 従量単価請求制

    従量単価請求制は、サービス/業務ごとに単価が設定されており、代行を依頼した業務量に応じて費用が発生する仕組みです。

    料金は以下のような設定をされていることがありますので、ご参考ください。

    • スカウトメール代行:○円/1通
    • 求人掲載代行:○円/1件
    • 面接日程調整代行:○円/1件

    自社に必要な分だけを依頼できるため、時期による業務量の変動が大きい場合や採用プロセスの一部のみを代行したいという際におすすめです。

    採用代行(RPO)選び方

    さまざまな料金システムが設定されている採用代行ですが、実際に委託先を選定する際には次のポイントを意識してみてください。

    • サービスの提供範囲と費用は適切か(料金設定が適正か)
    • 自社の採用ニーズと近い実績が豊富にあるか
    • 柔軟な対応を取ってくれるか

    サービス提供範囲や実績をあらかじめ確認しておくことで、依頼後の思わぬトラブルに遭遇しづらくなります。各ポイントの詳細を見ていきましょう。

    6-1. サービスの提供範囲と費用は適切か(料金設定が適正か)

    サービスの提供範囲と自社の要望がマッチしているか、費用対効果は望めるか、を確認することが大切です。

    採用代行会社ごとに提供しているサービスの範囲は異なるため、自社が外部に依頼したい業務はどこからどこまでなのかを明確にした上で、その依頼範囲に合った代行会社を選ぶようにしましょう。

    また、費用が適切かどうかの確認も重要です。

    費用が安価だからという理由のみで代行会社を選んでしまうと、充分な効果を得られない可能性が高まります。依頼内容と費用が釣り合っているか、費用対効果をしっかりと得られるか、という部分を重視して選ぶとよいでしょう。

    前項でご紹介した料金システムの中で、自社の求めているサービスと合致するのはどの料金形態なのかを見極めた上で選ぶことも大事です。このギャップを事前に解消しておくことで、「人気サービスだけど、自社には合わなかった」といった失敗を防ぐことができます。

    6-2. 自社の採用ニーズに近い実績が豊富にあるか

    採用したい業種・職種での実績が豊富にあるのかを確認しておくことも大切です。

    代行会社にも得意とする分野でそうでない分野、強み弱みがあります。大手企業や実績が豊富な会社であっても、自社で採用したい業種・職種での支援実績や、ターゲットとなる採用ペルソナに関わるデータがなければ、採用代行の効果を最大化することが難しいでしょう。

    費用対効果を最大化するための成果を出すためには、自社の採用ニーズへの理解や業界ごとの特徴など採用に関する知識、情報を十分に有する代行会社を選定することが重要です。

    6-3. 柔軟な対応をとってくれるか

    運用の柔軟性も重要なポイントになります。

    事前に打ち合わせた内容や指示した内容のみしか対応してくれない場合には、追加の対応依頼などに手間もコストもかかってしまうため、代行の効果も低減してしまいます。

    そのため、効果的な採用計画や採用手法の提案を積極的かつ能動的に行ってくれる会社を選定することで、採用成果の最大化につなげるられるでしょう。

    また、一辺倒の対応ではなく、時世や業種・業態などに適した支援を行ってくれるかも事前に確認しておくことも大切です。採用プロセスの過程で生じるイレギュラーにも臨機応変な対応が可能か否か、についても見極めたいポイントに挙げられます。


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    おすすめの採用代行サービス(RPO)12選

    最後に、おすすめの採用代行サービスを12社ご紹介します。前項の選び方を参考に、自社にフィットする会社を選択しましょう。

    パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社

    パーソルビジネスプロセスデザインでは、採用市場に関する豊富な知見をもとにした総合的な支援を行っています。

    採用代行で支援している業務は多岐に渡ります。主な対応業務は以下です。

    • 採用ペルソナの要件定義
    • 募集施策の立案
    • 選考プロセスの改善
    • 選考データの管理
    • エージェント管理
    • 面接支援、イベント運営代行
    • ダイレクトソーシング
    • 面接官トレーニング(内製化支援)

    オフサイト(非常駐型)支援が基本プランですが、顧客の課題やニーズに合わせた最適なプラン提供を行っているため、雇用形態や職種などに対する対応制限はなく幅広い企業での支援実績を持つのが強みです。

    株式会社キャリアマート

    キャリアマートでは、フルカスタマイズによる柔軟性が高い採用代行サービスを提供しています。また、データコンバート、スカウトメール配信、書類選考業務のみなど、業務の一部を切り出したアウトソーシングが可能です。

    • スカウト配信代行
    • ATS初期設定
    • ATSデータ連携
    • 採用説明会支援
    • 選考日程の調整
    • 適性検査の案内
    • 内定後のフォロー

    説明会、選考、応募者対応だけでなく、面接官やリクルーター業務への対応など、採用プロセスの一連の業務を対応可能である点が特徴です。また、最短3日から支援可能というスピード感もございます。

    株式会社トライアンフ

    トライアンフの採用領域の支援範囲は多岐に渡る点が特徴です。採用コンサルティング、オンサイトHRサービスから、適性検査や採用力向上研修までラインナップされています。

    • 採用プロジェクト管理
    • ダイレクトソーシング代行
    • 採用エージェントのコントロール
    • 説明会・インターンシップ代行
    • 採用事務代行
    • 書類選考代行
    • 面接官代行

    上記だけでなく、内定後のフォロー体制も整っており、入社前の不安解消、定着率改善を図りたい場合におすすめです。

    株式会社ネオキャリア

    年間10,000社にのぼる採用支援実績を誇るネオキャリアグループのノウハウを活用した採用代行を提供しています。母集団形成の戦略から内定後のフォローまでワンストップでの支援が特徴です。

    • 採用計画・戦略の設計
    • 費用対効果分析
    • 母集団形成
    • 求人広告媒体の選定・出稿
    • スカウトメール作成・配信
    • 応募者対応・選考支援
    • 内定者研修の企画・実施
    • 面接代行

    ニーズに応じたカスタマイズ性もあり、応募受付対応やエージェントコントロールサービスなども対応可能となっています。自社専属のプロ集団に任せたいとお考えの際におすすめです。

    株式会社プロ人事

    プロ人事は、採用代行に特化した成果・可動保証型の採用代行サービスを提供しています。

    採用設計・コンサルティング支援から、採用代行まで幅広くサービスを展開するなかでも、ダイレクトリクルーティング代行に定評があり、質の高い運用が強みです。

    • 採用設計・コンサルティング
    • 採用代行(新卒・中途)
    • ダイレクトリクルーティング運用支援
    • 合同説明会代行
    • 単独説明会代行

    数か月単位での継続利用はもちろん、1日単位でのスポット利用も可能であるため、繁忙期や急きょ人手が必要となった際にとくにおすすめです。

    株式会社キャスター(CASTER BIZ recruiting)

    株式会社キャスターが運営する「CASTER BIZ recruiting」では、リクルーター・応募者対応・原稿対応の4名体制で採用業務をサポートを行っています。

    独自開発のツールで算出した採用データと600社を超える支援実績から蓄積したノウハウをもとに論理的な採用代行を強みとしています。主な対応業務は下記の通りです。

    • 戦略プランニング
    • スカウト代行
    • 求人媒体運用
    • エージェント対応
    • 応募者対応

    その他、オプション機能として「採用広報」「採用ピッチ資料の作成」「入社までの労務事務」対応なども実施可能なサービスです。料金プランが3種類あり、ニーズに応じた業務を依頼したい場合におすすめできる代行会社です。

    マンパワーグループ

    マンパワーグループでは、自社の人材採用の課題究明段階から伴走する形で採用支援を行っていることが特徴です。

    専門性の高いプロの視点で、次の採用業務を総合的にサポートしています。

    • 採用事務・業務代行サービス(新卒・中途)
    • 採用コンサルティング(新卒・中途)
    • 面接官代行・面接官トレーニング
    • 高専採用支援
    • 内定者フォロー・内定辞退者アンケート
    • 学生のスカウト代行・ダイレクトリクルーティング
    • エージェントコントロール

    委託範囲はフルパッケージ型と選択型の2種類あり、採用活動の状況や課題に合わせた依頼ができるため、柔軟性を求める企業におすすめできるサービスとなっています。

    企業内常駐してのサポート、マンパワーグループ所有のセンターでの遠隔支援、双方のハイブリッド型など、自由度が高い点も魅了です。

    株式会社パソナ

    パソナの採用代行(RPO)サービスでは、採用全般の課題を一手に支援しています。

    採用コンサルティングからオペレーション支援まで、多様なスキームを構築しているため、自社の採用担当者が面接・内定者フォローなどのコア業務に専念できる体制を整えることが可能です。

    主な支援内容は以下の通りです。


    • 採用コンサルティング(求人票の最適化、採用ペルソナ設計、スケジュールフロー設計、など)
    • リクルーティング支援(エージェントコントロール、ダイレクトリクルーティング、採用説明会開催、など)
    • 採用オペレーション(選考進捗の管理、応募者管理、オファー面談調整、など)

    専門のオペレーションセンターによる採用業務の集約化など、採用プロセスの効率化・採用の最大化が図れる点も強みです。年間100名規模の採用支援実績もございますので、大規模採用をご検討の際は適しているといえます。

    株式会社ONE

    ONEの採用代行は、採用に関するすべての業務から「応募者管理のみ」「面接代行のみ」というような一部の業務を切り出して依頼可能な点が特徴です。

    求人広告業界や採用コンサルタント、企業人事出身など採用のエキスパートで構成されたメンバーによる支援をご提供しているため、業種・職種にかかわらず万全のサポートが可能です。

    • 採用計画の立案
    • 募集支援
    • 応募受付・選考
    • 内定・入社時のフォロー

    上記の採用業務の支援以外にも、採用サイトの制作、採用ブログ・SNSの運用代行、Indeed(インディード)の運用代行など、オプションサービスも多岐に渡るため、幅広く業務支援を受けたい際には魅力的な代行会社です。

    HeaR株式会社

    HeaRでは、運用から改善、提案まで採用のすべてをワンストップで提供しています。

    「採用のプロ」が現場目線で主体的にPDCAを実行することで、単に工数削減を目指すのではなく、採用プロセスの改善・提案までサポートしている点が特徴です。

    採用コンサルタントと運用担当者の2名体制による支援体制を構築するため、コミュニケーションエラーによる認識齟齬を排除している点も強みと言えます。

    また、独自の分析ツール「HITOME」による採用データを集計することで、有効な採用媒体の選定やスカウトメールの文面作成、送付タイミングの最適化などが実現可能となっています。

    求人媒体運用や、採用広報、エージェント対応から面接支援まで、支援内容は多岐にわたる点も魅力的なサービスです。


    レジェンダ・コーポレーション株式会社

    レジェンド・コーポレーションは1996年の創業以来、人事部門の変革を支援してきた実績が多数ある点が特徴です。

    「経験豊富なコンサルタントが100名超在籍」「800社以上の支援実績」「リピート率90%以上の高い品質」を強みとしており、継続してストックされる採用ノウハウで、常にベストプラクティスを提案しています。

    また、次世代RPAの導入、オープンデータの活用、プロセスマネジメントなどRPOにおけるテクノロジーの強化にも注力しています。はたらき方の多様化やグローバル化、デジタル化といった環境変化にも対応してきた実績が魅力的なサービスです。

    主なサポート範囲は以下の通りです。


    • 採用ブランディング
    • 採用設計
    • アセスメント
    • 応募・選考管理、採用KPIマネジメント
    • オプションサービス(オンボーディングプラン策定、RPA支援、オープンデータ活用)

    株式会社マイナビ

    マイナビが提供する採用代行(RPO)サービスでは、マイナビ転職が全面的に代行・バックアップを実施しています。

    採用戦略・計画の策定をはじめ、人材要件の定義設定、採用ブランディング支援、採用プロセス設計など、採用活動の成功に向けサポートを行う点が特徴です。

    • 新卒・中途・アルバイト/派遣など幅広い採用市況に精通している
    • 総合人材サービス企業として全国で大型案件の実績がある
    • 求人サイト運営で培った、応募効果を最大化させる採用ノウハウ
    • 採用管理システム(AOLC)を活用した応募者の一元管理

    上記のような強みがあることからも、大規模採用を計画している、採用率の改善が急務、といった状況の場合におすすめです。

    まとめ

    採用代行を利用することで、採用に関わる各種業務を代行してもらえます。

    前項でご紹介した採用のプロへ採用業務を委託することで、自社の必要とする人材をスムーズに確保できるようになるでしょう。また、ノンコア業務を代行してもらうことで、負担の軽減ができると共に、より重要なコア業務に注力することができます。

    なお代行会社を選定する際には、サービス提供範囲や実績の豊富さ、対応の丁寧さをしっかりと確認することが大切です。

    自社にマッチし伴走してくれる企業に委託することで、採用での成果を上げやすくなりますので、本記事を参考にぜひ採用代行を活用してみてください。

    pwdbanner-service-RPO (3534)

    新卒・中途・アルバイト/パート採用業務の支援を行っています。採用計画や応募母集団形成から運用代行まで幅広く対応します。

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