~2026年までに本プログラムによる支援者数7,000人を目指します~
パーソルワークスデザイン株式会社(本社: 東京都豊島区、代表取締役社長: 軽井 宏直、以下パーソルワークスデザイン)は、心理学を応用した「動機付け面接」と特定保健指導で培われた豊富な経験をもとに重症化予防サービス「受診勧奨プログラム」を2023年8月1日(火)より提供を開始、2026年までに本プログラムによる支援者数7,000人を目指します。
背景:健康診断における有所見率は1.7人に1人の時代。受診勧奨で早期に対策を行うことで将来的に大きな病のリスクを下げることが可能に
令和3年厚生労働省「定期健康診断結果」によると、健康診断における有所見率*1は1.7人に1人と高くなっています。健康診断で有所見となったにも関わらず放置していると心身に不調が現れ、医療費の増大やメンタル不調、アブセンティーイズム・プレゼンティーイズム*2の問題が生じる可能性があります。企業人事は従業員が心身ともに健康ではたらき続けられるよう有所見となった対象者に対して適切な受診勧奨を行うことが重要です。しかし、企業人事では「人材不足で受診勧奨に十分な対応ができない」「対象者に対してどういった対応が効果的なのか分からない」といった悩みを抱え対象者への対応が不十分なケースもあります。
- 健康診断の項目に異常な所見がある方の割合を指す数値
- アブセンティーイズム:体調不良・心身不調により勤怠に影響が出ている状態
プレゼンティーイズム:体調不良・心身不調を抱えはたらいている従業員がいる状態
概要:生活習慣と関連のある血液検査の結果に対する「受診勧奨プログラム」を提供開始
パーソルワークスデザインでは、こうした課題を解決するため、生活習慣と関連のある血液検査の結果に基づいて重症化予防サービス「受診勧奨プログラム」の提供を開始します。「受診勧奨プログラム」とは、厚生労働省の「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針」に示されている「二次健康診断の受診勧奨」を代行するサービスです。日本人間ドック学会が定める「D:要精密検査・治療」相当の方が対象となりますが、企業ごとの社内基準に合わせてカスタマイズすることも可能です。
受診勧奨を早期に実施し、治療開始・生活習慣の見直しを行うことで、将来的な医療費増大や企業における生産性低下、プレゼンティーイズム・アブセンティーイズムの問題を防ぐことが期待されます。
< 重症化予防サービス「受診勧奨プログラム」の特徴 >
(1)心理学を用いた受診への導き
「動機付け面談」という心理学の手法を用いて、対象者の受診したくない理由や背景をじっくりヒアリングし、一人ひとりに合わせたアドバイスを行います。
(2)特定保健指導で培われた豊富な経験
パーソルワークスデザインが2008年より実施している特定保健指導では、延べ78,000人の指導があります。豊富な経験とノウハウにより一人ひとりに合わせた受診勧奨を行います。
(3)専門知識を有した管理栄養士によるアドバイス
将来予測される疾病のリスクを説明するとともに、生活習慣の改善ポイントをアドバイスします。異常値があった場合、パーソルワークスデザインと提携している医師の判断を仰ぎ、適切な受診勧奨を行うことができます。
< 受診勧奨プログラムの流れ >
初回面談では管理栄養士がICT面談*3を行い、2ヶ月後に受診の確認を行います。
面談から1ヶ月後には一度、受診の有無を確認し、受診済みであればその時点で終了、未受診の場合はメールで再度受診勧奨を行います。
※初回のICT面談の予約がない場合は電話にて監督、対象者の都合にあった日程で初回面談の予約をとるか、電話での初回面談を実施します。
*3:ICTはInformation and Communication Technologyの略。ビデオ会議ツールを使用した面談
パーソルワークスデザインでは本サービスを通じて、企業の健康経営*4推進を支援し、多くの人の「はたらいて、笑おう。」を実現してまいります。
*4:健康経営(R)は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です
お問い合わせ先
お問い合わせURL:https://www.persol-wd.co.jp/downloads/healthcare-recommendation/
パーソルワークスデザイン株式会社について
パーソルグループのパーソルワークスデザインは、2018年10月に日本アイデックス、ハウコム、テンプスタッフ・ライフサポートが統合し誕生いたしました。BPO(Business Process Outsourcing)のプロフェッショナルとしてあらゆる業種のお客さまの一般事務から情報処理、システム設計、ソフトウェア開発、コールセンター、ヘルプデスク、保健指導、採用代行などのBPOサービスを提供しています。