2021/11/04
調査

【社内DX推進における効果に関する実態調査】 部長職以上の管理職6割以上が効果を実感 テレワーク、バックオフィス、マーケティング、営業活動において 共通して「業務効率・生産性が上がった」と回答

総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横道 浩一、以下「パーソルP&T」)は、全国600名の経営者・役員、部長クラス以上のビジネスパーソンを対象に「社内DX推進における効果に関する実態調査」を実施しました。

2021年9月1日にデジタル庁が発足し、国や企業がDX推進に取り組んでいる中、今回は推進に取り組んでいる企業が実際にどれくらい効果を感じているのかを調査しました。

調査の結果、「テレワークの促進」に関して効果を感じていると回答した人が84.3%と最も高く、「バックオフィスにおけるDX」は78.4%、「マーケティングにおけるDX」は73.5%、「営業活動におけるDX」は67.7%と、どの取り組みにおいても効果を感じていると回答した人は6割を超えました。また、効果を感じた理由については、全ての取り組みに共通して「業務効率・生産性が上がっているから」がTOP3に入る結果となりました。

「社内DX推進における効果に関する実態調査」概要

調査期間:2021年9月14日(火)~9月16日(木)
調査方法:インターネット定量調査
調査対象:DX推進に取り組んでいる従業員50名以上の会社に勤める
部長クラス以上の会社員、経営者・役員600名(20代以上・男女)

本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【パーソルプロセス&テクノロジー 調べ】とご明記ください。

【調査結果サマリ】 

社内DX推進に関して、84.3%が「テレワークの促進」に効果を感じていると回答。

「バックオフィスにおけるDX」においても78.4%が効果を感じていることが明らかに。

「テレワークの促進」について効果を感じている理由は以下の順位となった。

第1位「通勤・移動コストを削減できたから(81.3%)」
第2位「業務効率・生産性が上がっているから(45.2%)」
第3位「従業員の満足度が高いから(39.5%)」

「バックオフィスにおけるDX」について効果を感じている理由は以下の順位となった。

第1位「業務効率・生産性が上がっているから(68.3%)」
第2位「業務処理が円滑に進むようになったから(49.8%)」
第3位「業務管理がしやすくなったから(43.6%)」

「マーケティングにおけるDX」について効果を感じている理由は以下の順位となった。

第1位「業務効率・生産性が上がっているから(69.2%)」
第2位「顧客管理ができるようになったから(48.8%)」
第3位「既存顧客へのアプローチがしやすくなったから(42.4%)」

「営業活動におけるDX」について効果を感じている理由は以下の順位となった。

第1位「業務効率・生産性が上がっているから(56.6%)」
第2位「移動コストを削減できたから(47.8%)」
第3位「顧客管理がしやすくなったから(45.6%)」

調査結果

Q1: 社内DX推進において取り組んでいることは何ですか?(n=600、MA)

社内DX推進における取り組みとして83.7%の企業が「テレワークの促進」を実施。また、「バックオフィスにおけるDX」も約半数が実施しており、続いて「営業活動におけるDX」、「マーケティングにおけるDX」の順に多い結果となりました。

調査結果グラフ

Q2:社内DX推進のために実施している取り組みに対して効果を感じていますか?

今回調査した領域におけるすべての取り組みに対して6割以上が「とても効果を感じている」もしくは「少しは効果を感じている」と回答。その中でも「テレワークの促進」が最も多く8割を超える結果に。また、「バックオフィスにおけるDX」及び「マーケティングにおけるDX」もそれぞれ7割以上が効果を実感している結果となりました。

テレワークの促進(n=502、SA)
調査結果グラフ
バックオフィスにおけるDX(n=310、SA)
調査結果グラフ
マーケティングにおけるDX(n=234、SA)
調査結果グラフ
営業活動におけるDX(n=269、SA)
調査結果グラフ

Q3-1:「テレワークの促進」について効果を感じている理由は何ですか? (n=423、MA)

「通勤・移動コストを削減できたから」と回答した人が81.3%と最も多く、続いて「業務効率・生産性が上がっているから」と回答した人が多い結果となりました。また、「従業員の満足度が高いから」という理由から効果を感じている人も多く見受けられました。

【効果を感じている理由TOP3】
第1位「通勤・移動コストを削減できたから(81.3%)」
第2位「業務効率・生産性が上がっているから(45.2%)」
第3位「従業員の満足度が高いから(39.5%)」

調査結果グラフ

Q3-2:「バックオフィスにおけるDX」について効果を感じている理由は何ですか?(n=243、MA)

「業務効率・生産性が上がっているから」と回答した人が68.3%と最も多く、続いて「業務処理が円滑に進むようになったから」49.8%、「業務管理がしやすくなったから」43.6%という結果になりました。

【効果を感じている理由TOP3】
第1位「業務効率・生産性が上がっているから(68.3%)」
第2位「業務処理が円滑に進むようになったから(49.8%)」
第3位「業務管理がしやすくなったから(43.6%)」

調査結果グラフ

Q3-3:「マーケティングにおけるDX」について効果を感じている理由は何ですか? (n=172、MA)

「業務効率・生産性が上がっているから」といった理由の他、「顧客管理ができるようになったから」や「既存顧客へのアプローチがしやすくなったから」などマーケティング活動のDXを推進することで良い効果を感じている人が多く見受けられました。

【効果を感じている理由TOP3】
第1位「業務効率・生産性が上がっているから(69.2%)」
第2位「顧客管理ができるようになったから(48.8%)」
第3位「既存顧客へのアプローチがしやすくなったから(42.4%)」

調査結果グラフ

Q3-4:「営業活動におけるDX」について効果を感じている理由は何ですか?(n=182、MA)

他の取り組み同様、「業務効率・生産性が上がっているから」と回答した人は56.6%と最も多い結果となりました。また、「移動コストが削減できたから」や「顧客管理がしやすくなったから」といった理由から効果を実感している一方で、「顧客満足度が上がっているから」は3割も満たない結果となりました。

【効果を感じている理由TOP3】
第1位「業務効率・生産性が上がっているから(56.6%)」
第2位「移動コストを削減できたから(47.8%)」
第3位「顧客管理がしやすくなったから(45.6%)」

調査結果グラフ

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社について<https://www.persol-pt.co.jp/

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