従業員の数だけキャリアがある。それぞれの「理想」を実現できるのがいいところ。
  • クロストーク(多様なキャリア)

従業員の数だけキャリアがある。それぞれの「理想」を実現できるのがいいところ。

栗野 祐昂

栗野 祐昂

YUKOH KURINO

経営管理部経営企画課。

役職:課長
入社年月:20●●年●月
出身学部:●●学部

会社の業績や予算に関わる業務を担当。入社時から宮崎県の現場を5年経験し、東京の本社に異動して本社経験は今年が6年目。現場と本社の両方で勤務経験がある。

春原 宏美

春原 宏美

HIROMI HARUHAEA

スマートワークサービス部運用3課

役職:役職:ユニット長
入社年月:20●●年●月
出身学部:●●学部

企業の受付業務をメインとしたBPO事業を担当。入社して以降は同じ部署に従事している。

篠原 麻衣

篠原 麻衣

MAI SHINOHARA

人材採用部

役職:役職:メンバー
入社年月: 2018年●月
出身学部:心理学部

新卒採用に携わり、学生の対応や採用イベントの企画・運営を行う。入社時はITの現場ではたらいており、挑戦したいことの変化によって本社へ異動。産休・育休を経て、採用活動に従事している

菊池 隆明

菊池 隆明

TAKAAKI KIKUCHI

ビジネスエンジニアリング時業務 ICTO第一統括部CTO3部

役職:プロジェクトリーダー(PL)
入社年月:20●●年●月
出身学部:●●学部

通信会社のお客様の現場でPLを担当。総務部門のDX化や業務効率化を進めるためのプログラム開発と運用保守を行う。最近では生成AIも活用し、より業務を効率化できるよう専門家との連携を図っている。

長くキャリアを築いていくと、途中で「新たに挑戦したいこと」ができたり、生活環境やライフサイクルに応じてはたらき方を変える必要があったりすることも珍しくありません。では、パーソルビジネスプロセスデザインではたらくメンバーは実際にどのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。四者四様のキャリアを積んできた4名の先輩たちに、キャリア考え方についてお話しを聞きました。

インタビュー画像1

年齢に関係なくマネジメントに
挑戦できる環境がある

春原さんは、社員登用試験を受けて入社されましたよね。入社してから今の部署に配属になるまでの経緯をお聞かせください。

春原

私は2014年に前身のテンプスタッフ・クロス という会社に派遣スタッフとして所属し、会社が統合した2018年のタイミングで社員登用試験を受けて正社員になりました。当時は漠然と将来に不安を感じていた頃で、社員登用の話を聞いたときに「他の会社で就職を考えるくらいなら、お世話になっているこの会社で正社員になろう!」と試験を受けることを決めました。当時は社長面接もあったのですが、緊張しすぎてそのときのことは覚えていませんね(笑)。

相当緊張されたんですね……。正社員になってからはどのようなキャリアを描かれているのでしょうか?

春原

私が担当したのはメーカーと金融系企業の受付の現場です。1年半ほどプロジェクトリーダー(PL)として稼働し、現在のユニット長になることができました。もともとマネジメント志望だったので、キャリアを考える中で年齢に関係なくマネジメントに挑戦できる環境はすごくありがたいなと感じています。

また、マネジメントをする上では現場を経験できたのもよかったです。お客様からダイレクトに感謝のお言葉をいただけたので、今でも「お客様に喜んでいただくためには何をすべきか」を常に考えています。

PLからユニット長に昇進されたときの変化もお聞かせください。

春原

転職するような気持ちでしたね。仕事の内容はもちろん、時間の使い方もPLとユニット長では異なるので、とくに昇進直後は毎日が目まぐるしかったのを覚えています。

インタビュー画像2

宮崎から東京へ、現場から本社へ。
幅広いキャリアも実現

栗野さんは宮崎県の現場から東京本社へ異動されています。大きな変化があったかと思うのですが、その経緯をお聞かせください。

栗野

最初の5年間は、宮崎県のコールセンターではたらいていました。私は配属となってから1ヶ月で最初のプロジェクトでリーダーを任せていただき、「ひとつの案件を長く」というよりは短期的なプロジェクトを繰り返し担当するようなはたらき方でしたね。その後、長期のプロジェクトを2件ほど担当し、DXの推進やコールセンターに適用するサービスを浸透させる部署で半年間はたらきました。

2018年に3社が統合 して前身のパーソルワークスデザインが設立されるタイミングで本社異動の声がかかり、以降は社内で使用する基幹システムの導入に携わるようになります。4年間は現場とコミュニケーションをとりながらシステムの導入を進め、本社勤務の5年目から課長となって今の経営企画課に配属となりました。

栗野さんもこれまで多くのプロジェクトを対応されてきたかと思いますが、プロジェクトが変わる際に心がけていることはありますか?

栗野

プロジェクトが変わるたびに新しい知識を身につけなければなりません。また、「どこまで私たちが対応し、どこからお客様に引き渡すのか」を事前に確認しておくことも大切です。新規の対応は「はじめは大変でも慣れてくると意外と流れは同じ」というケースが多いので、毎回しっかりと流れに当てはめて業務を進めていました。

現場から本社に異動となったときに、ギャップなどは感じましたか?

栗野

そうですね……ずっとそわそわしていました(笑)。例えば、コールセンターの現場であれば10時に開いてすぐに電話が鳴り出すので頭の切り替えは容易でしたが、本社は9時から18時が定時で、自分の仕事もあれば打ち合わせもあって……と落ち着かなかった印象です。コールセンターの繁忙期のように、爆発的に仕事量が増えるタイミングがないこともギャップと言えばギャップでしたね。

インタビュー画像3

自分の考えを尊重し、
産休・育休も取得しやすい会社

篠原さんは現場と本社を経験し、さらに産休・育休も経てはたらかれています。これまでのキャリアをお聞かせください。

篠原

まず、私は入社を決める時点で「楽しくはたらける会社」を重視していました。これまで、就活はすごく頑張るのに入社した瞬間に「仕事を辞めたい」「はたらきたくない」と言っている大学の先輩や知り合いを何人も見てきたので(笑)。そういったこともあり、「はたらく楽しさを、いっしょにつくる。」という企業理念を掲げていたインテリジェンスビジネスソリューションズ (パーソルプロセル&テクノロジーの前身)に「ここだ!」と思って入社を決めました。

当初はIT未経験だったにもかかわらず、いきなりエンジニアのような業務をするプロジェクトを担当することに……。とても不安でしたが、先輩に聞いたり参考書を見て勉強したりしながら知識をつけていきました。経験を積むなかでお客様から「ありがとう」と言われることはもちろん嬉しかったのですが、業務を続ける中で「お客様だけでなくパーソルの社員も支援したい」という思いが強くなっていったんです。

そこで、本社へ異動したのですね。

篠原

はい。私の「ゼロからスキルアップした経験」を活かして、社内向けのプログラミング研修の企画と講師を担当するプロジェクトに異動しないかというお話をいただきました。ですがちょうど研修が始まるタイミングで妊娠し、つわりで講師ができない状態になってしまったんです……。私は頑固なので「どうしても講師をやりたいです」と伝えたところ、上司が急ピッチで当時のサポート講師をメインに変更するなどして体制を整えてくれました。

産休と育休で丸一年のお休みをいただいてから同じ部署に復帰したところ、半年くらい経ってから上司に「篠原さんは採用にも興味あったよね?異動の話があるんだけど、挑戦してみない?」と言われて。それがきっかけで、今の部署に異動となりました。

上司の方が篠原さんの挑戦したい気持ちを後押ししてくれたんですね。産休と育休に入るときの気持ちはいかがでしたか?

篠原

上司がそういったフォローをしてくださる方だったので、不安なく出産に臨むことができましたね。産休に入る前から業務量を調整し、研修がちょうど終わるタイミングで休みに入りたいという私の意向も汲んでいただけました。育休中には、同期が「○○さんが篠原さんのことを気にしていたよ」と教えてくれて。「長期で休んでいても私には戻れる場所があるんだ」と、そのときすごく嬉しく感じました!

インタビュー画像4

マネジメントでなく、
スペシャリストのキャリアを切り開く

菊池さんはスペシャリストとしてキャリアを築かれています。入社から経緯をお聞かせください。

菊池

入社してからはネットワーク開通・調整のチームリーダーを2年ほど経験し、3年目でRPAを初めて導入するプロジェクトに参画しました。そこでものすごく頑張ってお客様のリソースを月300時間ほど削減したら、上司がすごく評価してくれて。それから他のRPAやツール開発のPLを担当するようになりました。今はマネジメントをしながら「自分で開発もやる」といったはたらき方をしています。

菊池さんは「技術開発の専門性を高めていきたい」と伺いました。このようなキャリアはよくあるのでしょうか?

菊池

いえ、実は私の他に3人同じようなキャリアを選んだのですが、私たちがマネジメントでなくスペシャリストを選んだ最初の人材なんです。なので、これからも会社に貢献し続けて、後輩たちがもっとスペシャリストのキャリアを広げられる環境にしたいなと思っています。

インタビュー画像4

転職しなくても、社内だけで幅広いキャリアを築ける

皆さん本当に多様なキャリアを歩まれていますが、この会社のいいところはどこですか?

菊池

皆さん、キャリアの選択で不自由に感じたことはありますか?

春原

私はないですね!この会社には「キャリアチャレンジ」という制度もありますし、自由度は高いと感じています。これまでを振り返ってみると、自分のキャリアに対して親身に相談に乗ってくれた上司が多かったですね。

栗野

私はこれまで会社の指示のもと異動してきたので、今日ここで皆さんのキャリアを聞いて驚きました(笑)。本当に新しいチャレンジの機会が多く、キャリア選択の幅は広いですね。

「理想のキャリア」を描くために大切にしていることはありますか?

篠原

私は仕事が楽しいと感じる一方、子どもがいるので家庭とのバランスを考えています。仕事は好きだけど、家庭も大事。なので、残業しなくても自分でやり切れて、達成感を得られるようにはたらき続けることが大切だと思います。

菊池

「次の10年をどう過ごしたいのか」「10年経ってもこの仕事は残っているのか」という視点で私はこれまでキャリアを考えてきました。その結果、学生時代からIT系の勉強をし、今ではRPAや生成AIを扱う仕事にたどり着いています。

春原

そうなんですね!私は菊池さんと反対の見方をしていて、キャリア形成においては「好きな仕事がなくならないために自分に何ができるのか」を考えてきました。企業の受付業務はコロナ禍でなくなるのでは……とも言われましたが、人がいる場所の重要性が再認識されている部分もあります。自分の好きな仕事を守れたって、素敵じゃないですか?

栗野

そんな春原さん、素敵です!私は、自分の「できること」と「やりたいこと」を掛け算するように意識してきました。単に「やってみたいから」と未経験領域に挑戦するのではなく、その中でも自分にできることを見つけてチャレンジしています。あとは、在宅勤務をしていると子どもが私の姿を見ているので、「はたらくのはつらいことじゃないんだ」って思ってもらえるように仕事をしていますね(笑)。

最後に、パーソルビジネスプロセスデザインに興味を持ってくださった学生さんにメッセージをお願いします!

栗野

もともと知っていた大手企業・有名企業だけでなく、できるだけいろんな会社の説明会に幅広く参加することをおすすめします。自分の頭になかった世界を知ることで、楽しくはたらける可能性は広がりますから。

春原

私も栗野さんと一緒で、いろいろな会社を見てほしいと思いますね。1社でずっと働くという考え方は変わり、転職も当たり前になってきましたが、私たちの会社では多岐にわたる業務を扱っているので、社内だけでも幅広いキャリアを築くことができます。やりたいことが社内のどこかにある感じですね。

篠原

「どんな環境でどんな頑張り方をしてきたか」「楽しいと思える瞬間はどんなときか」といった自己分析をしっかりして、やりたい仕事と結びつけてください。そうすれば、楽しんで取り組める仕事が必ず見つかるはずです!

菊池

私自身、システムを「作る側」から「使う側」へ軸ずらしをして就職活動を行いました。自分のやりたいことをいろんな方向から見てみると本当にやりたいことが見つかるので、ぜひ実践してみてください!